目次
肺がんで死にかけている団塊元東大全共闘頑固親父を
団塊ジュニア・ハゲタカファンド勤務の息子がとことん聞き倒す!
「お前の1960年代を、死ぬ前にしゃべっとけ!」
−収録・2008年7月19.20日、箱根千石原温泉みたけ旅館にて−
第1章
<息子 とにかく死ぬ前にしゃべっとけ>
<親父、裁判に10年以上費やす>
<親父、佐世保エンプラ事件で逮捕・起訴される>
<親父、「南回帰線」と苦闘する>
<当時の大人は分かっていた、ベトナム戦争はアメリカが悪い>
<アジア人、ベトナム、冷戦、パワーバランス>
<息子、イラク戦争は武器在庫消費のため>
<親父の両親、脱走米兵を隠匿す>
<親父、米軍病院に突入す>
<息子、三派全学連理解に困惑す>
<親父、内ゲバ最初期にテロられる>
<三派全学連崩壊から内ゲバへ>
第2章
<サブプライムは貧乏人相手の詐欺ビジネス>
<息子 結局アメリカも90年代の日本と同じことをやっている>
<親父 外務省日米安全保障条約課という日本の奥の院>
<親父 デジタルデバイドよりランゲージデバイドが問題>
<チワワからアニマルライトへ>
<親父 全共闘世代の責任を語る>
第3章
<親父 とにかく抜け出したかった故郷>
<親父 1965年日韓条約反対運動に参加する>
<親父の知る、ある野心とその敗退>
<1等親か2等親かの選択>
<フィクサー登場>
<帰化問題の解決>
<青年期にアイデンティティを問う>
<息子 結局は俺は俺だとアメリカで発見した>
<出社初日の行動でとことんいじめられた男>
<息子の受けたエチオピアン・ショック>
第4章
<息子 軍事費削減を力説>
<親父 ナチドイツ打倒の主力はソ連軍>
<親父 冷戦期の核戦略史を語る>
<日本だけが核攻撃を受けた単純な理由>
<日本の防衛予算は確かにムダ多すぎ>
<親父 アメリカは大成功した軍事国家>
<凡庸が支配した国、ソ連>
<凡庸の支配下でソ連システムが自壊>
<親父の大風呂敷、1789年、1917年、1989年>
<理性と欲望の戦い、そして欲望の勝利>
<親父がアングロサクソンを高く評価する理由>
<徴兵制と良心的兵役拒否>
<大英帝国、海軍による世界支配>
<日露戦争の本質は英国のアウトソーシング>
<1960年代後半は、1917年と1989年の交差点>
<ノンセクトでLV闘争委員会を組織>
<バリケードの中でマージャンを>
<極「左」トロツキストと極左暴力学生>
<息子 現場か管理者か、それが問題だ>
第5章
<青年がコミュニズムに向かった時代があった>
<コミュニズムの残照、1960年代>
<全共闘の仮想敵は統治のシステム>
<異議を受け付けない権力は必ず腐敗する>
<1968年春、赤坂警察署の夜は更けゆく>
<若き警察官と若き学生の問答>
<階層を映し出す、全共闘、機動隊、民青>
<強大な敵を前に権力を争う、それが政治>
<スーパーキャピタリズムは新しい中世?>
<セーフティネットは誰が張るのか>
第6章
<戦争から生みだされたロシア革命>
<歴史は地殻変動で動く、黒人の場合>
<大学受験の内申書を書いてもらえなかった親父の奥さん>
<息子 現代はチャンスがいっぱいの格差社会>
<必要なのは国家のリストラ>
<公務員セクターとメディアの一体的キャンペーン>
<全共闘が戦ったシステムとは>
<プロジェクトXというナツメロ>
<親父コミューンで暮らす>
<ヒッピーから社長に>
第7章
<全共闘は国際的広がりを持った運動だった>
<ドント・トラスト・オーバー・サーティズ>
<ガキの運動としての全共闘>
<バリケードのなかで読んだハイデガー>
<生死を掛けるハイデガーとブッダ>
<カトリックのカテキズムの厳密さ>
<余りにもチープだった統一教会の合宿>
<振込詐欺は世代間の所得移転?>
<家庭崩壊かつ順法精神のない被害者>
<脳死のフリをしていると脳死する>
<事あれかし主義>
<息子−親父に似てきて俺はやばい>
第八章
<息子 日本の受験から逃げてアメリカで猛勉強>
<息子 大学はアメリカが圧倒的に優れている>
<息子、就職に挫折、格差社会の最下層暮らし>
<息子、ジョブホッパーとなり給料2倍以上に>
<外資の厳しさ、日系の馬鹿馬鹿しさ>
<息子はハゲタカ資本主義と精神世界をどう結合させるのか?>
プロフィール
- 親父
- 1946年 岐阜県生まれ
1965年 県立岐阜高校卒業
1965年 東京大学教養学部文科3類入学
1669年 同大学中退
その後主として文筆関連業に従事して今日に至る。
- 息子
- 1974年 東京都生まれ
1993年 東京都立国立高校卒業
1994年 米国ウェストバージニア州立大学入学
1998年 米国ニューヨーク州立大学卒業
1998年 日系企業に現地採用で入社、米国CPA資格を取得
2003年 帰国、米国系IT関連企業に就職
2005年 フランス系化学関連企業に転職
2007年 米国系ヘッジファンドに転職
2009年 日系企業の欧州法人に勤務 現在ドイツ滞在中 - 手術結果
- 親父、2008年8月 肺がん手術
右肺上葉を切除。腫瘍の大きさは長径68ミリと大きかったが、浸潤・転移なし。2010年8月現在転移・再発せず。生存中。
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