ジャズ・ピアノ中級科

少しジャズ経験のある方のためのコースです。
少し・・・というのも、かなりあいまいな表現ですね。基準としては、基礎科で学ぶべき事を既に身に着けている方の為のコースです。

皆様がどのコースが適しているかは、最初のレッスン時に見極めたいと思います。

 

さて、このコースでは以下の3つのことを徹底して学んでいきたいと思います。

one コード進行という概念を学ぶ

two トゥー・ファイブにおけるアドリブを身に着ける

three 曲を覚える

教材は、私の著書「Dr.カワシマのジャズ・ピアノ私にも弾けた!アドリブ編」「ジャズ・ピアノ・アドリブ・メソッド第1巻」(共に中央アート社刊)を使用します。

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それでは次に、上記の3つの項目についてお話していきましょう。

one コード進行という概念を学ぶ

基礎科ではコードの概念というものを学びましたが、実はジャズという音楽におきましてはコードを弾けるだけでは充分ではありません。
ジャズのコード進行はよく「内声の変化」と言います。あまり鍵盤の位置を変えずにコードの変化を表現する訳です。そのためには、コードがどのようにチェンジしていくのかを把握しなければなりません。

中級科では、この「コード進行」の概念を学んでいきたいと思います。

 

two トゥー・ファイブにおけるアドリブを身に着ける

次にアドリブです。
相当にクラシック・ピアノを勉強して、どんな難曲もバリバリ弾きこなす方でも、アドリブは苦手・・・という方も多いようです。僕なんかは逆立ちしてもリストとか弾けないのに・・・不思議ですね。

さて、ジャズにおいてのアドリブというのは、全くの無の状態から作り出している訳ではありません。まず「コード進行」というものがあり、その中で、そのコードに見合うフレーズを弾いている訳です。
ジャズにおいては、とあるマイナー・セブンス・コードからその4度上のセブンス・コードに進行する「トゥー・ファイブ」というコード進行がかなり頻繁に出てきます。またこの他に、セブンス・コードから5度下のコードに進む「ドミナント・モーション」も頻繁に出てきます。

ジャズのスタンダード・ナンバーの多くは、この「トゥー・ファイブ」及び「ドミナント・モーション」の組み合わせである、「トゥー・ファイブ・ワン」と呼ばれるコード進行の形でほぼ成り立っていると言っても言い過ぎでは無いような気がします。

中級科では、この「トゥー・ファイブ・ワン」によるコード進行におけるアドリブを、私の著書「ジャズ・ピアノ・アドリブ・メソッド第1巻」を使用して、しっかり身に着けていきます。

 

three 曲を覚える

私のレッスンの方針では、曲は1曲1曲を完璧に仕上げる・・・という事はしていません。ある程度弾けるようになったら、次の曲に移ります。
前の曲で学んだことを次の曲で活かしながらも、次の曲ではまた新たな事を学んでいきたいと思うからです。
クラシックと違い、ジャズは即興の音楽であり、また、セッションを通して楽しむ音楽であります。ある曲を自分的には完璧に仕上げたつもりでも、一緒に演奏する仲間がその曲に対して違うアプローチをして来たら、「自分の完璧さ」なんて、何の役にも立ちません。
それよりも、うっすらとでも弾ける曲の数を増やし、さまざまなアプローチに対応できる能力を身に着けた方がいいでしょう。

という事で、私は他の先生と比べると、次の曲に移るスピードは早いかもしれませんが、たくさん曲を覚えて、早く仲間とセッションが出来るようになる事を目指します。


 

 

 

 

 

 

 

 

 


プロフィール

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川島茂
ジャズピアニスト。昭和43年1月16日生まれ。
現在は都内各ライブハウスへの出演と共に、執筆活動、CD制作、ジャズ・ピアノのレッスンを行っている。
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