長編小説U

第一章「こうして正義の鉄槌は下される」

Fortunate

正義の鉄槌下される。成功なるか?
まだ準備中です。もう少しお待ちください。管理人、大反省中。

 王女様とその従者が正義の成敗作戦を考えていたある晴れた春の日の昼下がり。
 王都の下町のスラムの近くにとある酒場があった。その酒場は王宮の南に位置する下町地区の一部にあるスラムに近いだけあって、客の誰もが他人のことを詮索したりしない店であった。それゆえに時には怪しいやりとりが行われたり、また見るからに怪しい格好の奴が居たりした。
 そんな店内に見るからに怪しい二人組みの男が端のカウンター席で話し合っていた。
 一人は貴族のような格好の成金趣味といえばいいのか。とにかく派手で店内でも物凄く浮きまくっている男、テオドール・ラインバッハである。もう一人の男の方は黒のフード付きコートを着ていて、フードを目深に被っている男。こちらの方は怪しいといえば怪しいが、テオドールほど浮いてはいなかった。
「さて、計画の方はどうですか?」
 テオドールは悪どい笑みを浮かべた。
「問題ない。全ては計画通りだ。後はターゲットがどう動くかだが・・・・・」
「心配ありませんよ。あの正義面をしているお姫様は私に正義の鉄槌とやらを下そうとするのでしょうからね。そのために噂をばら撒いたのですから」
「あんた、悪だな。まぁ、俺としては金さえ貰えれば後はどうでもいいけどな」
「フフフ、貴方のその単純さは結構好きですよ」
「で?もう話すことはないよな?」
「ええ、打ち合わせることはありませんが・・・・?」
「なら、すみません。注文いいですか?」
 フードの男はそう近くにいたウエイトレスに声をかけた。
「はい、ご注文は?」
「『激辛!地獄ハンバーガー』を一つ」
 『激辛!地獄ハンバーガー』とはこの店特有の名物で、あまりの辛さで気絶する者が続出するいわゆるゲテモノ料理だった。この店のシェフが客にどんな恨みがあるかは知らないがよくそんな物をだす気になったなと国中の人々が口々に言ったものだった。だが、どんな国でもチャレンジャーは結構いるもので、気が付けば『激辛!地獄ハンバーガー』はこの店の看板料理と言われるまでになっていた。
「はい。ご注文を承りましたー。少々お待ちくださいませ」
 にこやかに営業スマイルを浮かべ、ウエイトレスは下がっていった。
「あなたのその味覚は理解できませんねぇ。いやはや流石は貧乏人。理解に苦しみますよ」
 テオドールは嫌味たらしい笑みを浮かべ、皮肉を言った。対するフードの男は無表情にテオドールの様子を眺めた。
「いや・・・・・あんたの格好には負けるさ」
 フッと軽く笑い、テオドールに自分の格好を見てみろと人差し指でテオドールを指した。
「?何か付いています?」
 テオドールは心底不思議そうな表情を浮かべ、自分の衣服に異常はないか見た。どうやら彼には普通のファッションセンスという物は皆無だったらしい。フードの男は目の前の人物には皮肉が通じないことを理解し、ため息をついた。もっとも、最初から期待などしていなかったが。
「いや・・・・・なんでもない」
 フードの男は目の前の男の言葉をいちいち構っていたら面倒臭いと言う事実に気付き、あまり構わない方が良さそうだと判断を下し、適当にごまかした。
「お待たせしました。『激辛!地獄ハンバーガー』です」
 先程のウエイトレスが来て、注文の品をカウンターに置くとにこりと笑みを浮かべ去っていった。ちなみに『激辛!地獄ハンバーガー』はその名に勝るとも劣らない風貌をしていた。一言で言うと「赤いなんか楕円形をした物体」で大抵の人は納得するはずだ。
「いただきます・・・・・・」
 フードの男は呟くように言うやいなやぱくりと「赤いなんか楕円形をした物体」を豪快に頬張り、
「かっらぁーーーーーーーーーーーーーい!!!」
 大音量で絶叫した。
「!?っ!こんのっ!お馬鹿さんが!もう少し常識を持ちなさい!!」
 フードの男は店内の注目を物凄く浴び、テオドールから、こっぴどく叱られたのは言うまでもない。ちなみに店内の客たちが「いや、お前が言うなよ・・・」と心の中で突っ込みを入れたのは彼らの馬鹿げたやり取りが終わったすぐ後のことだった。





以下急いで準備中。ご、ごめんね(滝汗)。
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