2013年2月 アーカイブ
2013年2月25日 19時53分25秒 (Mon)
イチョウ
地域の活動で、近所のお宅にある防風林の伐採をお手伝いしました。その時に出た銀杏の丸太をいただいてきました。丸太といっても15センチ×2mほどの、材木としては小さなものです。
イチョウはまな板の材料として最高と言われています。
刃物を当ててみると、ショリショリと心地よい切れ味。
まだ切ったばかりなので水分を多く含んだ状態ということももちろんありますが、この柔らかい板の上で包丁を使えば、刃の程よい食い込みと、トントンと鳴るであろう小気味良い音が想像できます。
ただ、これだけの材積なので、まな板にするほどの材料はとれるかどうか・・角材にした時点で随分小さなものになりますし、その上ではぎ合わせて板材にするとなると、板というよりイチョウの集成材という感じに。
使うにはしばらく乾燥させないといけないしね。
というわけで細い枝の部分を輪切りにして、とりあえず携帯電話のスタンドにしてみました。
携帯電話も大きさがいろいろあるので、機種に合わせたものが必要になりますね。
2013年2月12日 19時24分05秒 (Tue)
カミキリムシ

材料を加工していて、突然黒々とした穴が出現!
カミキリムシの穴です・・
外から見えるものであれば製材の段階で避けることも可能ですが、刻みが進んでから見つかるものもあり、修正不可能なものであればそこまでの加工は全て無駄&それもゴミとなってしまいます。
ぐぐ、がぎぎ
さらに、大抵、部品には相手があるので、組で作っているものに合うように作り直すとなると、埋め合わせるための部品はたった一つでもその手間は倍以上に!
相当数の量産ができる定番商品であればダメージも小さいのでしょうが、毎回注文に合わせて一つづつ作ることが多い現状では、予備を見込んで作っておくくらいしか手立てはなく・・特に大きい・長い部品だと余分ってのもきついしなあ~
そんなわけで、この虫食い穴が目に入ったときはドクロマークに見えたもんです。
2013年2月8日 23時22分12秒 (Fri)
額縁

横に長い絵手紙作品を入れるための額縁のご注文がありました。
ひとつは300*600、もうひとつは1020*210ミリ。
市販ではとてもお安い値段で販売されている額縁ですが、その割には気に入ったものに出会うのがなかなか難しいようです。
さらに規格外の寸法となるとなおさらです。
普段なら写真屋さん、画材屋さんで買い求めるか、表装店さんで注文するのが一般的と思いますが、絵画の歴史が長い国では「額縁屋」というものが商店街の中にあって、膨大な額縁の中から飾りたい絵に合ったものを見繕ってくれるという映像を見た事があります。
木工の個人作家さんも家具などのメイン商品の他に額縁を小品として作成されていることがよくありますが、額縁専門の方にはまだ会ったことがありません。
額縁は中身の絵が主役、絵を立たせるという物理的な点はもちろん、脇役として絵を引き立てるのが役目。
でも作家としては額縁だけでひとつの工芸作品としての完成度を求めてしまう、そして単価が高くなってしまう、しかしお客さんは量産額縁の値段と比較してしまう・・というあたりがうまくかみ合っていないところではないでしょうか。
さて1020ミリの方は「できるだけ軽いものに」というオーダーです。
900ミリ超となるとかなり長いものになりますので、普通に作ったのでは当たり前に重くなるし、かと言って無理に薄くすればぐにゃぐにゃポッキリという事態に。
油絵の豪華な額などは内側が中空になっているものですが・・あっさりとしたデザインでありながら強度も十分になるよう、工夫しようと思います。
プロフィール

- 木工クラフトマン 大町浩介
- 事務職から木工へ転身、専門学校・職業訓練校を経て2012年から自宅の旧家屋を工房に改装し、「玩具工房コースケ」として木製玩具を中心に作成販売。2015年併設ギャラリーオープン。岡山県北の作家イベント、なぎ山麓アート・クラフトホリディ主催。
- 性別
- ♂
- 血液型
- B
- 自己紹介
- 木のクルマやごむでっぽうなど、木を使ったユーモアある玩具・木製品を作っています。
子どもの宝物になる面白さを備えながら、大人にも愛らしさを感じさせる作品作りを目指しています。
子育て・教育現場での木工教室提供、地元伝統芸能・横仙歌舞伎の大小道具作成といった地域活動も行っています。
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