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2014年6月 アーカイブ

2014年6月18日 16時37分10秒 (Wed)

刀伊入寇 藤原隆家の戦い

葉室鱗さんの「刀伊入寇 藤原隆家の戦い」読みました。
藤原隆家が主役の本があったとは……。隆家大好きなので、本屋で見つけて即購入。
というわけで、ちょっと期待しすぎました。

藤原隆家は、道長の兄である道隆の子です。伊周の弟。道隆亡き後、伊周と道長の権力争いが始まります。弟の隆家もそれに加わっていろいろやるんですが、最終的に道長が権力を握るのは周知の事実ですね。伊周・隆家兄弟は流罪に。
大宰府に行った隆家は、そこで刀伊という異国民の侵入を防ぎます。
おおまかな流れは史実のとおりなんですが、この小説では、刀伊が「刀伊入寇」という事件が起こる前に、都で暗躍し隆家に接触しています。刀伊の女、瑠璃は隆家に近づき……。この二人の関係が最終的にどうなるのかというのは面白いところでした。

ただ、私の想像していた藤原隆家とちょっと違った……。人格が立派すぎた……。
この小説の中では、全てにおいて隆家が正義なんですね。隆家と意見の違う人は、ことごとく嫌なやつっぽく書かれてるのが好きじゃないです。隆家しか日本を救える人はいない、みんな隆家に一目置いてるけど、当の隆家はそれを鼻にもかけずクールなのも。
あと、隆家、めっちゃ強いです。確かに隆家は強いイメージあるんですが、そこまで強いかって気もします。戦においての心構えとかが戦国武将みたい。

それにしても、刀伊の入寇ってかなり日本側に被害があるのに、日本史で詳しくやらないのって何故なんでしょうね?
刀伊の入寇、元寇、第二次世界大戦が、日本が異国民に侵入された三大事件だって何かで読んだ記憶があるんですが、刀伊の入寇、影が薄いような……。

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雨傘蝙蝠と申します。そのまま、あまがさこうもりと読んでください。

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