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2014年8月31日 23時06分10秒 (Sun)
佐保姫伝説
阿刀田高さんの「佐保姫伝説」読みました。佐保姫といえば、春の女神で和歌にも出てくるし、春霞は佐保姫の衣だとか平安ものの本で読んだことあるなぁと思って、手にとったのですが、現代ものでした。短編集、300ページに12話なので、1話あたり25ページくらいです。阿刀田高さんの本は「楽しい古事記」という解説本を以前に読んだだけで、小説は初めてだったのですが、面白い書き方をする人だな……と思いました。
さらっとしていてリズミカルで、かなり読みやすいです。とんとんとんと進んでいきます。ごちゃごちゃ説明をしていないのに、主人公がどういう状況なのかが分かりやすくて物語にすっと入れます。
内容は恋愛ものが多かったですね。柔らかな感じの恋、恋愛とまではいかないような微妙な話もありました。あ、回想シーンが多いから全体的に柔らかな感じがするのかな。
表題作の「佐保姫伝説」は、幼いころ道に迷ってたまたま目にした桜の絶景、もう一度あれを見てみたいと大人になった主人公が探しにいく話です。
なんかこう、しんみりともののあはれを感じます……。
「楽しい古事記」もおすすめですよ。難しい解説本ではなく、ユーモアを交えたまさに「楽しい古事記」です。
さらっとしていてリズミカルで、かなり読みやすいです。とんとんとんと進んでいきます。ごちゃごちゃ説明をしていないのに、主人公がどういう状況なのかが分かりやすくて物語にすっと入れます。
内容は恋愛ものが多かったですね。柔らかな感じの恋、恋愛とまではいかないような微妙な話もありました。あ、回想シーンが多いから全体的に柔らかな感じがするのかな。
表題作の「佐保姫伝説」は、幼いころ道に迷ってたまたま目にした桜の絶景、もう一度あれを見てみたいと大人になった主人公が探しにいく話です。
なんかこう、しんみりともののあはれを感じます……。
「楽しい古事記」もおすすめですよ。難しい解説本ではなく、ユーモアを交えたまさに「楽しい古事記」です。
2014年6月18日 16時37分10秒 (Wed)
刀伊入寇 藤原隆家の戦い
葉室鱗さんの「刀伊入寇 藤原隆家の戦い」読みました。
藤原隆家が主役の本があったとは……。隆家大好きなので、本屋で見つけて即購入。
というわけで、ちょっと期待しすぎました。
藤原隆家は、道長の兄である道隆の子です。伊周の弟。道隆亡き後、伊周と道長の権力争いが始まります。弟の隆家もそれに加わっていろいろやるんですが、最終的に道長が権力を握るのは周知の事実ですね。伊周・隆家兄弟は流罪に。
大宰府に行った隆家は、そこで刀伊という異国民の侵入を防ぎます。
おおまかな流れは史実のとおりなんですが、この小説では、刀伊が「刀伊入寇」という事件が起こる前に、都で暗躍し隆家に接触しています。刀伊の女、瑠璃は隆家に近づき……。この二人の関係が最終的にどうなるのかというのは面白いところでした。
ただ、私の想像していた藤原隆家とちょっと違った……。人格が立派すぎた……。
この小説の中では、全てにおいて隆家が正義なんですね。隆家と意見の違う人は、ことごとく嫌なやつっぽく書かれてるのが好きじゃないです。隆家しか日本を救える人はいない、みんな隆家に一目置いてるけど、当の隆家はそれを鼻にもかけずクールなのも。
あと、隆家、めっちゃ強いです。確かに隆家は強いイメージあるんですが、そこまで強いかって気もします。戦においての心構えとかが戦国武将みたい。
それにしても、刀伊の入寇ってかなり日本側に被害があるのに、日本史で詳しくやらないのって何故なんでしょうね?
刀伊の入寇、元寇、第二次世界大戦が、日本が異国民に侵入された三大事件だって何かで読んだ記憶があるんですが、刀伊の入寇、影が薄いような……。
藤原隆家が主役の本があったとは……。隆家大好きなので、本屋で見つけて即購入。
というわけで、ちょっと期待しすぎました。
藤原隆家は、道長の兄である道隆の子です。伊周の弟。道隆亡き後、伊周と道長の権力争いが始まります。弟の隆家もそれに加わっていろいろやるんですが、最終的に道長が権力を握るのは周知の事実ですね。伊周・隆家兄弟は流罪に。
大宰府に行った隆家は、そこで刀伊という異国民の侵入を防ぎます。
おおまかな流れは史実のとおりなんですが、この小説では、刀伊が「刀伊入寇」という事件が起こる前に、都で暗躍し隆家に接触しています。刀伊の女、瑠璃は隆家に近づき……。この二人の関係が最終的にどうなるのかというのは面白いところでした。
ただ、私の想像していた藤原隆家とちょっと違った……。人格が立派すぎた……。
この小説の中では、全てにおいて隆家が正義なんですね。隆家と意見の違う人は、ことごとく嫌なやつっぽく書かれてるのが好きじゃないです。隆家しか日本を救える人はいない、みんな隆家に一目置いてるけど、当の隆家はそれを鼻にもかけずクールなのも。
あと、隆家、めっちゃ強いです。確かに隆家は強いイメージあるんですが、そこまで強いかって気もします。戦においての心構えとかが戦国武将みたい。
それにしても、刀伊の入寇ってかなり日本側に被害があるのに、日本史で詳しくやらないのって何故なんでしょうね?
刀伊の入寇、元寇、第二次世界大戦が、日本が異国民に侵入された三大事件だって何かで読んだ記憶があるんですが、刀伊の入寇、影が薄いような……。
2014年4月5日 23時40分17秒 (Sat)
源満仲・頼光 殺生放逸 朝家の守護
元木泰雄さんの「源満仲・頼光 殺生放逸 朝家の守護」読みました。題名見ただけで購入決定しました。
小説ではなく・・・研究本というのか、学術書ですね。
頼光についての本は、朧谷寿さんの「源頼光」があるのですが、満仲の資料が少なくて困っていたので助かりました。
安和の変。満仲が高明を密告したとか讒言したって簡単に書いてあるものが多くて・・・。高明は何もしてないのに流罪になった可哀想な人ってイメージがありましたが、なぁんだ、彼もちゃんと自分が権力を握れるように手をうっていたんですね。それが思ったとおりにいかなかったからこそ、『高明は自分が権力を握るために謀反を企てている』という話が作れてしまった、と。謀反が嘘だとしても、高明も勝負に出ていたというか、世の動きに興味があったようで良かったです。のほほんと風流に暮らしてたところ、いきなり流罪になったら辛すぎますよ・・・。
そんな中、藤原北家につくか、高明につくか、世をじっくり見つめて考えてる満仲様がかっこよすぎます。彼、どっちにも繋がりがあったそうです。
果たして、満仲は北家に味方したわけですが、その理由の中に、高明派の藤原千晴を排除するためということもあるらしく・・・。千晴は将門を討った秀郷の子孫で、満仲と同じような立場、いわゆる軍事貴族です。満仲が、軍事貴族として勢力を張ろうとしていたことが窺われますね。
『源平盛衰記』『延慶本平家物語』では、満仲が密告した経緯として『初めは高明の仲間だったけど、高明派の人(橘敏延)と相撲をとったら投げ飛ばされて格子にぶつかってブチ切れて刀抜いて刺そうとしたら失敗してみんなに笑われたから裏切った』らしいです。満仲様・・・? でも、可愛い(*´`)
題名の『殺生放逸』というのは、実資が『小右記』に記した、好き勝手に殺生を行うという満仲の残忍な性格を批判した言葉だそうです。
『朝家の守護』は頼光。南北朝時代の歴史書『源威集』に一条朝は頼光と保昌が『朝家を守護し奉る』とあることにちなんでいるそうです。保昌、(武門の出じゃないのに)ほんとすごいな・・・。
頼光は、まぁどの資料にも『伝説ではかっこよく書かれてるけど、実際は特に勇ましいことはしてないよ~』ってのは書かれてるんですが、この本で『そもそも、頼光が生きていたころには戦がなかった』ということに気づかされました。大きな戦があったら、頼光が出動していたかもしれませんが、なかったなら武士らしい功績が残せなくても仕方ないですね。
というか、『大きな戦がなかったのは頼光がいたからでは? 頼光が都を守っていたからだ! 頼光はすごく強い!』と後世の人が考えた可能性があるらしく・・・。
頼光様、いるだけでOK。かっこいい(*´`)
というわけで、読めば満仲&頼光を好きになること間違いなし(!?)な一冊です。頼光の子孫のことや、頼親、頼信のことも書いてありますよ~!
小説ではなく・・・研究本というのか、学術書ですね。
頼光についての本は、朧谷寿さんの「源頼光」があるのですが、満仲の資料が少なくて困っていたので助かりました。
安和の変。満仲が高明を密告したとか讒言したって簡単に書いてあるものが多くて・・・。高明は何もしてないのに流罪になった可哀想な人ってイメージがありましたが、なぁんだ、彼もちゃんと自分が権力を握れるように手をうっていたんですね。それが思ったとおりにいかなかったからこそ、『高明は自分が権力を握るために謀反を企てている』という話が作れてしまった、と。謀反が嘘だとしても、高明も勝負に出ていたというか、世の動きに興味があったようで良かったです。のほほんと風流に暮らしてたところ、いきなり流罪になったら辛すぎますよ・・・。
そんな中、藤原北家につくか、高明につくか、世をじっくり見つめて考えてる満仲様がかっこよすぎます。彼、どっちにも繋がりがあったそうです。
果たして、満仲は北家に味方したわけですが、その理由の中に、高明派の藤原千晴を排除するためということもあるらしく・・・。千晴は将門を討った秀郷の子孫で、満仲と同じような立場、いわゆる軍事貴族です。満仲が、軍事貴族として勢力を張ろうとしていたことが窺われますね。
『源平盛衰記』『延慶本平家物語』では、満仲が密告した経緯として『初めは高明の仲間だったけど、高明派の人(橘敏延)と相撲をとったら投げ飛ばされて格子にぶつかってブチ切れて刀抜いて刺そうとしたら失敗してみんなに笑われたから裏切った』らしいです。満仲様・・・? でも、可愛い(*´`)
題名の『殺生放逸』というのは、実資が『小右記』に記した、好き勝手に殺生を行うという満仲の残忍な性格を批判した言葉だそうです。
『朝家の守護』は頼光。南北朝時代の歴史書『源威集』に一条朝は頼光と保昌が『朝家を守護し奉る』とあることにちなんでいるそうです。保昌、(武門の出じゃないのに)ほんとすごいな・・・。
頼光は、まぁどの資料にも『伝説ではかっこよく書かれてるけど、実際は特に勇ましいことはしてないよ~』ってのは書かれてるんですが、この本で『そもそも、頼光が生きていたころには戦がなかった』ということに気づかされました。大きな戦があったら、頼光が出動していたかもしれませんが、なかったなら武士らしい功績が残せなくても仕方ないですね。
というか、『大きな戦がなかったのは頼光がいたからでは? 頼光が都を守っていたからだ! 頼光はすごく強い!』と後世の人が考えた可能性があるらしく・・・。
頼光様、いるだけでOK。かっこいい(*´`)
というわけで、読めば満仲&頼光を好きになること間違いなし(!?)な一冊です。頼光の子孫のことや、頼親、頼信のことも書いてありますよ~!
2014年3月27日 18時28分14秒 (Thu)
二十億光年の孤独
谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」読みました。詩集なので、ふとしたときにパラパラめくって、目に入ったものを読むという感じで・・・たぶん、全部読みましたw
谷川俊太郎さんといえば、現代の日本の詩人で一番くらいに有名なかただと思うんですが、読んだことがあるのは教科書に載っていたものくらいでした。そもそも詩自体、興味はあったんですが、ちょっと見て、やっぱり意味分からないなぁと断念してきたもので(^^;
今回、詩集を読むきっかけになったのは、朗読会でした。何ヶ月か前の話なんですが、たまたま出かけた場所で詩の朗読会をやっていて、無料だったし、外で、いつでも入れるし抜け出せる感じだったので、聞いていこうかなと・・・。
読み手は現代詩人の上田假奈代(かなよ)さん。初めて聞いた方だけど假奈代さんの詩を読むのかな、と思ったのですが、谷川俊太郎さんの詩でした。
それで、感銘を受けたわけです。
假奈代さんが朗読されたいくつかの詩の中で、「二十億光年の孤独」と「さようなら」が好みでした。残念ながら、私が買った詩集「二十億光年の孤独」には「さようなら」は収録されていなかったんですが・・・。
それはさておき、朗読の合間の假奈代さんのお話が面白かったですね。フランス語か何かで、詩人は役立たずの意味があるんだとか。假奈代さんが活動なさっている釜ヶ崎の現状だとか。え、日本で暴動・・・?
そうそう、假奈代さんは大阪市の西成区でアーティストたちの情報交換の場である「カフェココルーム」や、誰でも自由に講義を聴くことができる「釜ヶ崎芸術大学」で活動されています。
文学や芸術に関する(それ以外も!)様々な取り組みが行われているので、興味のある方は調べてみてくださいね。
というわけで(?)、詩も良いものですよ。言葉選びの勉強にもなるのかなぁと思ったり。
「二十億光年の孤独」は夜空を眺めたくなりますね。ウチは都会で星なんか見えないんですが。
谷川俊太郎さんといえば、現代の日本の詩人で一番くらいに有名なかただと思うんですが、読んだことがあるのは教科書に載っていたものくらいでした。そもそも詩自体、興味はあったんですが、ちょっと見て、やっぱり意味分からないなぁと断念してきたもので(^^;
今回、詩集を読むきっかけになったのは、朗読会でした。何ヶ月か前の話なんですが、たまたま出かけた場所で詩の朗読会をやっていて、無料だったし、外で、いつでも入れるし抜け出せる感じだったので、聞いていこうかなと・・・。
読み手は現代詩人の上田假奈代(かなよ)さん。初めて聞いた方だけど假奈代さんの詩を読むのかな、と思ったのですが、谷川俊太郎さんの詩でした。
それで、感銘を受けたわけです。
假奈代さんが朗読されたいくつかの詩の中で、「二十億光年の孤独」と「さようなら」が好みでした。残念ながら、私が買った詩集「二十億光年の孤独」には「さようなら」は収録されていなかったんですが・・・。
それはさておき、朗読の合間の假奈代さんのお話が面白かったですね。フランス語か何かで、詩人は役立たずの意味があるんだとか。假奈代さんが活動なさっている釜ヶ崎の現状だとか。え、日本で暴動・・・?
そうそう、假奈代さんは大阪市の西成区でアーティストたちの情報交換の場である「カフェココルーム」や、誰でも自由に講義を聴くことができる「釜ヶ崎芸術大学」で活動されています。
文学や芸術に関する(それ以外も!)様々な取り組みが行われているので、興味のある方は調べてみてくださいね。
というわけで(?)、詩も良いものですよ。言葉選びの勉強にもなるのかなぁと思ったり。
「二十億光年の孤独」は夜空を眺めたくなりますね。ウチは都会で星なんか見えないんですが。
2014年3月13日 17時33分32秒 (Thu)
平安ぱいれーつ
如月天音さんの「平安ぱいれーつ」読みました。「平安ぱいれーつ 因果関係」「平安ぱいれーつ 宮城訪問」「平安ぱいれーつ 東国神起」の三冊。
ライトノベルです。平安時代のぱいれーつといえば・・・純友! というわけで、藤原純友の話です。
純友でラノベって大丈夫なのかと思ったんですが、思いっきりファンタジーでした。
主人公は純友に仕える男童の山吹丸で、まぁ普通の少年なんですが、海賊純友には、小頭四天王と呼ばれる家来がいまして、彼らが普通じゃないです。
西洋人で、呪術師の真朱(まそお)。同じく外国人で、狼男の黒金(くろがね)。人の心を操る術をもつ青鷺(あおさぎ)。無口な美青年、白露(しらつゆ)。怪我や病気を一瞬で治すことができます。
純友は、ただのいい人でした。上品で、穏やかで・・・海賊になったのも流れで、反乱起こすぜ☆とか思っていません。史実の純友が好きな私には、ちょっと残念でした。都から上司がきたくらいで死にそうにならないでください・・・!
でも物語は、ものすごいファンタジーを交えつつ、史実通りに進んでいくんですよね。なんか、すごい違和感がありましたが。
真朱がチートすぎて、何が起きても大丈夫だろうと思ってしまう・・・。遠くにいる人や物も召喚できるし、瞬間移動したり、雷落としたり、爆発させたり。白露がいれば怪我も治せるし、バトルシーンとかもあるんですが、まぁ大丈夫だろうと。
で、主人公の山吹丸。彼は純友が大好きなんですが、彼自身は小頭四天王に異様に可愛がられます。それもわけがあるんですが、若干BL要素が・・・。まぁ男キャラばっかりですし、女性向けな感じです。個人的には、青鷺が好きです。
二巻では、竜宮城も出てきます。不思議な術のオンパレード。
晴明出てきました! 晴明といえば道長の時代のイメージがありますが、晴明、長生きですもんね。そういえば、「風の陰陽師」も、晴明と将門が出てきたなぁ・・・。
というわけで、若い頃の晴明が出るんですが、クールでかっこいいとかそんなんではなかったです。自信家で自己中な感じ。可愛いんですが、敵側なのが残念です。
あと、坂野金武と渡部銀季というキャラが出てきたのですが、どっかで聞いたことあるとか思ったのは私だけでしょうか。貞光の要素は一個もないんですが。
脇役です。
ファンタジーが好きな人にはおすすめです。イラストは高橋明さんで、すごく綺麗でした。
どーでもいいですが、あとがきにハートマークがいっぱいで驚きました。
ライトノベルです。平安時代のぱいれーつといえば・・・純友! というわけで、藤原純友の話です。
純友でラノベって大丈夫なのかと思ったんですが、思いっきりファンタジーでした。
主人公は純友に仕える男童の山吹丸で、まぁ普通の少年なんですが、海賊純友には、小頭四天王と呼ばれる家来がいまして、彼らが普通じゃないです。
西洋人で、呪術師の真朱(まそお)。同じく外国人で、狼男の黒金(くろがね)。人の心を操る術をもつ青鷺(あおさぎ)。無口な美青年、白露(しらつゆ)。怪我や病気を一瞬で治すことができます。
純友は、ただのいい人でした。上品で、穏やかで・・・海賊になったのも流れで、反乱起こすぜ☆とか思っていません。史実の純友が好きな私には、ちょっと残念でした。都から上司がきたくらいで死にそうにならないでください・・・!
でも物語は、ものすごいファンタジーを交えつつ、史実通りに進んでいくんですよね。なんか、すごい違和感がありましたが。
真朱がチートすぎて、何が起きても大丈夫だろうと思ってしまう・・・。遠くにいる人や物も召喚できるし、瞬間移動したり、雷落としたり、爆発させたり。白露がいれば怪我も治せるし、バトルシーンとかもあるんですが、まぁ大丈夫だろうと。
で、主人公の山吹丸。彼は純友が大好きなんですが、彼自身は小頭四天王に異様に可愛がられます。それもわけがあるんですが、若干BL要素が・・・。まぁ男キャラばっかりですし、女性向けな感じです。個人的には、青鷺が好きです。
二巻では、竜宮城も出てきます。不思議な術のオンパレード。
晴明出てきました! 晴明といえば道長の時代のイメージがありますが、晴明、長生きですもんね。そういえば、「風の陰陽師」も、晴明と将門が出てきたなぁ・・・。
というわけで、若い頃の晴明が出るんですが、クールでかっこいいとかそんなんではなかったです。自信家で自己中な感じ。可愛いんですが、敵側なのが残念です。
あと、坂野金武と渡部銀季というキャラが出てきたのですが、どっかで聞いたことあるとか思ったのは私だけでしょうか。貞光の要素は一個もないんですが。
脇役です。
ファンタジーが好きな人にはおすすめです。イラストは高橋明さんで、すごく綺麗でした。
どーでもいいですが、あとがきにハートマークがいっぱいで驚きました。
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- 雨傘蝙蝠と申します。そのまま、あまがさこうもりと読んでください。
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