◆「なぜ真のリーダーがいないのか」
レポートを読んで、気に入った本があれば、ぜひ購入して
「なぜ真のリーダーがいないのか」/リー・アイアコッカ
<リーダーシップの条件 九つのC>
○ CURIOSITY 好奇心 仲間内のイエスマンばかりではなく、外部の意見に耳を傾け、新聞を読む。
○ CREATIVE 独創的 変化にうまく対処できる能力。枠にとらわれず、いつもと違うやり方をしてみる。
○ COMMUNICATION コミュニケーション ただのおしゃべりではない。現実を直視し、真実を語ること。
○ CHARACTER 人間性 善悪を判断し、正しい行動を取る覚悟をすること。
○ COURAGE 勇気 気取りや強がり、口先の大言壮語ではなく、真の勇気とは交渉、話し合うこと。
○ CONVICTION 信念 心に燃える炎。情熱。
○ CHARISMA カリスマ 派手さではない。人をやる気にさせる能力の事。付いて行きたいと信頼を得ること。
○ COMPETENT 力量 自分の行っていることをわきまえ、周りもわきまえた人で固めること。
○ COMMON SENSE 常識 馬糞とバニラアイスの区別がつかないようでは駄目だ。現実を直視して。
○ 経営において肝心なことは「ふさわしい人材と、優先順位を間違えないこと」実際肝心なのは顧問団である。
○ 頭ごなしに命令して人を従わせてはいけない。それは暴力であり、リーダーシップではない。
○ 攻撃的な言葉遣いをやめよう。雄弁さほど貴重な能力は無い。言葉は勇気を奮い立たせてくれる。
○ 「臨終のとき、真の友が5人いれば、それは幸福な人生だったと思っていい」
○ 仕事に対する情熱、オープンな態度、全てに平等で、優しく、人を大切にする。
○ 強欲を捨て、寛大になってみる。嫉妬をやめ、思いやりの心をもつ。傲慢な態度を改め、謙虚な態度を示す。憤怒に身を任せず、心を穏やかにする。
○ 壁にぶつかったら、オフィスを出て皆とコミュニケーションをとろう。
○ トップチームを作る。リーダーの元で働くチームの質しだいで、計画は成功したり失敗したりする。
○ 社員とともに、自分も犠牲を払う。皆のベルトを締めながら自分は緩めるようではリーダー失格だ。
○ シンプル第一!いらないものは切り捨てる。
○ 市場ニーズを敏感に察知し、市場に従え。
○ 生まれつきのリーダーなどいない。リーダーシップは危機に迫ったときにこそ生まれる。
○ このまま行けばお先真っ暗だ。人々は過食にふけり、薬漬けで、テレビの前に座り込み、常にアイポッドを
持ち歩き、ネットサーフィンに興じ、買い物中毒で、注意欠陥障害(ADD)ときている!
○ 「どうして一番じゃないんだ?現状に満足するな!」
<引退後の簡単なルール>
○ 自分が恵まれていることに感謝する。
○ 社会を遠ざけない。社会からも引退すると早死にする。
○ 楽しみを見つける。
○ 若い人たちと付き合う。聞き上手で面倒見を良く。
○ 人生を満喫する。死んだらいくらでも眠れるさ。
○ 祈りを捧げる。
<アイアコッカが語るリーダーの条件>
「リーダーは作られるものであり、生まれつきのリーダーなどいない。危機に陥ったときにこそ、リーダーシップは鍛えられる」
「リーダーは好奇心をもつことが求められる。仲間内の「イエスマン」ばかりでなく、外部の人たちの声にも耳を傾けなければならない」
「リーダーは独創的であるべきだ。思いきって、いつもとちがうやり方を試してみなければならない。つまり、枠にとらわれないことだ」
「リーダーはコミュニケーションがうまくなければならない。コミュニケーションとは、たえまないおしゃべりやマスコミ受けする迷言の連発ではない。現実を直視し、真実を語ることだ」
「リーダーは人間性にすぐれていなければならない。つまり、正しいことと悪いことのちがいを理解し、正しい行動をとる覚悟をもたなければならない」
「リーダーには勇気が必要である。いばりちらすのは勇気ではない。口先だけの大言壮語は勇気ではない」
「リーダーは信念をもつべきである。心のうちに燃える炎、すなわち情熱がなければならない」
「リーダーにはカリスマがなければならない。派手さとは関係ない。カリスマとは、あなたについていきたいと周囲の人に思わせる力、人をやる気にさせる能力のことだ」
「リーダーには力量がなければならない。説明の必要はないだろう。リーダーは自分のしていることをわかっていなければならない」
「常識がない者はリーダーになれない」
FIN
著者紹介
アメリカの自動車メーカー、フォード社の元社長、クライスラー社の元会長をつとめたカリスマ的経営者。その人生は波乱万丈のドラマに満ちている。
1924年、ペンシルべニア州アレンタウン生まれ。リーハイ大学およびプリンストン大学大学院に学んだあと、フォードに入社。販売部門に配属され、斬新な販売戦略によって頭角を現し、のちにケネディ政権の国防長官となるロバート・マクナマラの下で働く。1960年には、戦後のベビーブーム世代向けの大衆車マスタングの開発責任者となるが、この車がアメリカ自動車史上に残る大ヒットを飛ばしたことから、いちやく名をあげ、1970年、ついにフォード社長の地位に上りつめた。
ところが、社長就任8年目にして過去最高の業績を達成しながら、会長のヘンリー・フォード二世と衝突し、突然の解雇。一瞬にして大企業のトップから転げおち、職を失うという衝撃的な挫折を味わう。
しかしその直後、破産の瀬戸際にあったクライスラーに社長として入り、みずからの俸給を1ドルにするなどの再建策を次々に講じ、その後もミニバンなどのヒットを飛ばして、危機に瀕していた同社の経営を見事に立ち直らせた。
数十万人のアメリカ人の雇用を守ったその功績により、アイアコッカの名前は、アメリカのみならず世界中に知れわたり、一時は大統領選への出馬もうわさされた。
その劇的人生は、世界的ベストセラーとなった自伝『アイアコッカ----わが闘魂の経営』に詳しい。
現在は、みずから創設した糖尿病の治療法を研究する医療基金の運営に携わるほか、講演活動を行っている。
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