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男の子だけにあるおちんちんの話

男の子だけにあるおちんちんの話

昨年の夏は猛烈な暑さが続きましたが、今年ももうじきに暑い暑い夏がやってくるのでしょうか。例年になく早かった桜の開花と言い昨今の暑さと言い、やはり地球の温暖化の影響なのかもしれないですね。さて、今回は男の子だけにある、そう、おちんちんについてお話しましょう。

時々、乳児健診の場でおちんちんの皮をむくようにと指導されたり、あるいはその場でムギュっと無理矢理むかれてしまったなどという話を聞きますが、3~4歳までの時点で、そのようなことをする必要は普通ありません。無理矢理にむいたりすれば、包皮の部分が切れてしまったりして、かえって危険ですし、第一、無理矢理むいてしまうというのは野蛮すぎますね。出生直後は、ほとんど全ての赤ちゃんでおちんちんを包む皮とおちんちんの先頭部分はくっついており、手を使って簡単にむき出すことはできません。その後、生後3~4カ月頃になると少しづつ自然にむけるようになってきますが、それでも生後6カ月の段階で手で簡単に皮をむける子どもは20%程度で、大多数の乳児では皮をむくことはまだ出来ません。その後は成長に従ってだんだんとできるようになって、3歳の時点では90%前後のお子さんで包皮翻転ができるようになると言われています。

しかし、この時点でも、約10%のお子さんはまだ亀頭と包皮がくっついた状態にあり、全ての男性で亀頭包皮の癒着が完全に見られなくなるのは思春期に入ってからです。包皮がおちんちんを覆ってしまってむき出せない状態が「包茎」です。包茎には包皮の出口が部分が狭くてむき出せない状態の「真性包茎」と包皮の長さが長いために起こる「仮性包茎」とがありますが、前述のような事情からこの両者を正確に区別できるようになるには、思春期まで待たなくてはなりません。

おちんちんは女性にはないものだけに、初めて男の子を育てるお母さんはいろいろと戸惑うことも多いようで、乳児健診や育児相談の場で、おちんちんが話題になることは少なくありません。本当はお父さんがキチンとお母さんの疑問に答えてあげることができればいいのでしょうが、男性にとってもこの話題は何やら気恥ずかしいものなのです。また、健診の場でも、お医者さんや保健婦さんによっては必ずしもはっきりしたアドバイスがもらえないこともあって、ますます謎は深まるばかり…なのでは?おちんちんに関して健診などの場で最も多く聞かれる質問は「おちんちんが皮をかぶっているけれど…」ですね。この皮は自然にむけるようになるのか、入浴の時などに皮をむいて、中まで洗う必要があるのか、などなど、ギモンの種は尽きることないようです。