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ロリータとロリコンの違いはちょっと複雑

ロリータとロリコンの違いはちょっと複雑

「ロリ」は 「ロリータ」の略で、語源は少女愛を扱ったロシア人ウラジミールナボコフの小説、またそれを原作とするスタンリーキューブリック監督の映画作品 “ロリータ (Lolita/ 1962)”の題名からです。同人の世界では 「いたいけで可愛らしい幼女少女を扱った作品ジャンル趣味」の事を一般にこう呼びます。

厳密には「ロリータ」趣味と、いわゆる 「ロリコン」趣味とは、分ける考え方があり、主に男性向けの “エロティックな内容” を含むものを 「ロリコン」と呼んでいるようです。こちらは 1982~83年頃からブームとなり、ゲーム、アニメ、マンガなど様々なサブカルチャーに影響を与えました。

ただし作品形態としての「ロリコン」 と「ロリータ」との作法や内容の違いはともかく、性癖的趣味趣向な部分ではとても明確に区別出来るものではなく、それぞれは一個人の間でも、微妙に重なり合っていたり揺れ動いていたりして、複雑です。

また、作品の内容の傾向としては、18禁ものの場合や、ほのぼのとした日常のヒトコマ系のものでも、ソフトタッチの例えば憧れレズビアン系の割合やオナニーものが多いような気がします。当然ながらあまりに性的な部分が前面に出ているものは、「ロリコン」になります。もちろん「鬼畜」なものもたくさんありますが、どちらかと云うと、主人公を“可愛らしい憧れの対象”…といった感じで描く作品が多いように感じますね。同人活動に「愛」は必須ですが、とりわけ「ロリータ」の世界では、これがなくては始まらないようです。

“幼い感じの可愛らしさ”に特化した場合には、とくに 「ぷに」と呼ぶ場合もあります。「ロリータ」に一番近い言葉はこれだと思いますが、この場合、人によっては幼女だけでなく、古びた電化製品や文房具、「少年」や小動物など小物類にまで、その活動範囲が及ぶ場合も少なくありません。ちっこくて可愛いものならとりあえず何でも!みたいな感じでしょうか。ちなみに “作法” 、“画風” 、“作風”、“作品ジャンル”としての 「ロリータ」についてですが、これにはいくつかの傾向や“お約束”とも呼べるものが存在します。必ずしも全ての作家さんや作品に当てはまる訳ではありませんが、特徴的なものを箇条書きしてみましょう。