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*雨中天使

第2話 「サウロの街」
サウロの村長③

通された部屋は、白とピンクで統一された、小さめの客室だった。
サラは、その中心部に位置する、花柄のピンクの椅子に腰かけた。
窓際の椅子に座っているのは、ルシー村長の娘、ロリー村長だ。
ロリー村長は、この部屋に溶け込んでいるような服を着ていた。

ロングストレートの金色の髪にはウェーブがかかり、ピンクのリボンが付いているカチューシャをしている。
ドレスのような彼女の服は、所々にレースやリボンが付いていて、周りの家具と統一されている気配がした。

顔はわからないものの、ルシー村長は優しい方だと聞いた。
その娘のロリーも、きっと優しい人物に違いない。


サラ 「あの…すいません、こんなに急にお邪魔して。」


あたりのシーンとした気配に耐えかねて、サラは謝罪した。


ロリー 「いいわよ。別に。」


想像とは少し違う印象を受けた一言だった。もう少し、おしとやかな人を想像していたのだが…


ロリー 「…で、何か御用?」


少し間を開けて、サラは口を開く。


サラ 「あ、いえ、その…」

ロリー 「……忙しいわけではないけれど、何もようがない客人を招くというのは、時間を無駄にしているようで仕方がないのだけれど。」


遠まわしには言っているが、それは簡単にいえば〝面倒くさいんだから早くして。〟と、いっているようだった。


サラ 「……じゃあ……」


サラは、話を始めようとした。


ロリー 「待って。」


ロリーはサラの話を遮った。


ロリー 「何の用かは分からないけれど、この街のことなら保安官に聞きなさい。私よりも詳しいわよ。」

サラ 「あ、いえ。街のことではなくて……」

ロリー 「そう。じゃ、聞いて差し上げましょう。」


そういって、ロリーはやっと、座っていた椅子から立ち上がって、こちらへ向かってきた。
ピンクのドレスがひらひらとなびく。
そして、ロリーは私の向かいの椅子に座って、顔を上げた。

整った顔立ちで、〝お姫様〟という印象を受けた。
白い顔をしていて、透き通るようなうすい茶色の眼をしている。


ロリー 「…それで、要件は?」


ロリーが口を開き、質問をしてきたので、さっそくサラは話を始めた。


プロフィール

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くららん
*性別*
女
*年齢*
13歳の中学一年生+*
*自己紹介*
中学生のくららんです^^
書く力は全然ありませんが、小説は書くこと読むこと大好きですので、その気持ちを創作力にこめて、書いていきたいと思います。
*ブログ*
読みきり小説や、特別編、またこちらでも紹介している小説の続きや、特別イラストなどなど、盛りだくさんのブログです^^
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