*雨中天使
第2話 「サウロの街」
花屋の息子③
「花は、いりませんか?」
「ラッピングも承ってます。」
「チューリップのタネ、バーゲンセール中ですよ!」
さまざまな声が聞こえる中を、走っていく。
さっき、シオンと別れてから、15分くらいはたっただろうか。
もう、シオンはレオンを見つけたのだろうか。
それとも、まだ探しているのだろうか。
さすがに疲れてきたが、走りは止めない。
なんで人のためにこんなにも一生懸命になってるんだろう。
レオンを見つけても、メリットはないのに。
私とは無縁の人なのに。
でも、自然と、レオンとシオン親子を、私と重ね合わせてしまっていたんだろうか。
レオンの境遇は、私と似ている気がするのだ。
父を亡くし、夢を持っている。レオンは、サッカー選手。
私は…天使様に会って、お礼を言うこと。
だから、余計に、シオンと、レオンを離れ離れにしたくないのである。
私のような気持ちになるのは、私だけで十分だ。
レンガでできた、橋を渡ると、橋のふもとの河原に、誰かが座っていた。
まさかと思ったが、気になったので、それに近づいていった。
近づいていくと、それは少年だった。
河原に咲いている花を、ちぎっては河に投げ、ちぎっては河に投げを繰り返している。
近づくにつれて、見覚えのある顔になってきた。
ショートボブの髪に、少しつり目。
口を尖らせて、眼には、涙が浮かんでいるのがわかる。
サラ 「…レオン君…?」
レオン 「…ぼくは家には帰んないからね…」
声をかけると、少年はこちらを向いてそう言った。
サラ 「お母さん、心配してるのよ?」
レオン 「心配なんかしてないよ。きっと。」
レオンはますます口をとがらせている。花を握っている手が力強くなっているのが分かる。
サラ 「私がここに来たのだって、お母さんに頼まれて…」
レオン 「っ違う!!!ママは、きっと、僕を花屋にしたいだけなんだっ!!!!!」
レオンは、全否定するように言った。
その言葉に、サラは言葉を失った。
サラ 「…」
レオン 「僕は、サッカー選手になりたいのに…」
サラ 「……」
レオン 「父さんなら許してくれたのに…」
サラ 「………」
レオン 「ママなんて、ママなんて嫌いだっ!!!!!!!!」
レオンがそういった瞬間、サラの手が勝手に手が動いた。
パシンッ!!
気づけば、サラはレオンの頬を叩いていた。
レオン 「っ!!!!!何すんだよっ!!!!!」
サラ 「馬鹿っ!!!あんたね、母親がいるだけで幸せだと、思わないの!?厳しいけど…時々優しくって…そんな…そんなお母さんがいるのに何で幸せと思わないの!!?」
レオンは私の方を黙ってみていた。
サラ 「私なんて…お母さん…いないんだよ?!」
レオン 「え…」
サラ 「死んじゃっ…たんだ…よ?」
レオン 「……」
サラ 「もう、もう、夢を応援してくれる人もいないの…夢を妨げて、苦しめてくれる人もいないの!!!」
眼から涙があふれて、止まらなくなった。
レオンは、それを見て、泣きだした。
「ラッピングも承ってます。」
「チューリップのタネ、バーゲンセール中ですよ!」
さまざまな声が聞こえる中を、走っていく。
さっき、シオンと別れてから、15分くらいはたっただろうか。
もう、シオンはレオンを見つけたのだろうか。
それとも、まだ探しているのだろうか。
さすがに疲れてきたが、走りは止めない。
なんで人のためにこんなにも一生懸命になってるんだろう。
レオンを見つけても、メリットはないのに。
私とは無縁の人なのに。
でも、自然と、レオンとシオン親子を、私と重ね合わせてしまっていたんだろうか。
レオンの境遇は、私と似ている気がするのだ。
父を亡くし、夢を持っている。レオンは、サッカー選手。
私は…天使様に会って、お礼を言うこと。
だから、余計に、シオンと、レオンを離れ離れにしたくないのである。
私のような気持ちになるのは、私だけで十分だ。
レンガでできた、橋を渡ると、橋のふもとの河原に、誰かが座っていた。
まさかと思ったが、気になったので、それに近づいていった。
近づいていくと、それは少年だった。
河原に咲いている花を、ちぎっては河に投げ、ちぎっては河に投げを繰り返している。
近づくにつれて、見覚えのある顔になってきた。
ショートボブの髪に、少しつり目。
口を尖らせて、眼には、涙が浮かんでいるのがわかる。
サラ 「…レオン君…?」
レオン 「…ぼくは家には帰んないからね…」
声をかけると、少年はこちらを向いてそう言った。
サラ 「お母さん、心配してるのよ?」
レオン 「心配なんかしてないよ。きっと。」
レオンはますます口をとがらせている。花を握っている手が力強くなっているのが分かる。
サラ 「私がここに来たのだって、お母さんに頼まれて…」
レオン 「っ違う!!!ママは、きっと、僕を花屋にしたいだけなんだっ!!!!!」
レオンは、全否定するように言った。
その言葉に、サラは言葉を失った。
サラ 「…」
レオン 「僕は、サッカー選手になりたいのに…」
サラ 「……」
レオン 「父さんなら許してくれたのに…」
サラ 「………」
レオン 「ママなんて、ママなんて嫌いだっ!!!!!!!!」
レオンがそういった瞬間、サラの手が勝手に手が動いた。
パシンッ!!
気づけば、サラはレオンの頬を叩いていた。
レオン 「っ!!!!!何すんだよっ!!!!!」
サラ 「馬鹿っ!!!あんたね、母親がいるだけで幸せだと、思わないの!?厳しいけど…時々優しくって…そんな…そんなお母さんがいるのに何で幸せと思わないの!!?」
レオンは私の方を黙ってみていた。
サラ 「私なんて…お母さん…いないんだよ?!」
レオン 「え…」
サラ 「死んじゃっ…たんだ…よ?」
レオン 「……」
サラ 「もう、もう、夢を応援してくれる人もいないの…夢を妨げて、苦しめてくれる人もいないの!!!」
眼から涙があふれて、止まらなくなった。
レオンは、それを見て、泣きだした。
プロフィール

- *名前*
- くららん
- *性別*
- 女
- *年齢*
- 13歳の中学一年生+*
- *自己紹介*
- 中学生のくららんです^^
書く力は全然ありませんが、小説は書くこと読むこと大好きですので、その気持ちを創作力にこめて、書いていきたいと思います。
- *ブログ*
- 読みきり小説や、特別編、またこちらでも紹介している小説の続きや、特別イラストなどなど、盛りだくさんのブログです^^
こちらも見てみてください^^↓
http://ameblo.jp/kurarann1996/
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