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*雨中天使

第2話 「サウロの街」
サウロの村長②

シオン 「ここが、村長の家ですよ。」


シオンがそう言って歩みを止め、私もそれにつられて止まった。
村長の家と紹介された家は、煉瓦造りで頑丈そうではあるが、大きさは意外にも小さく、周りの高い3階建築の建物と比べると、3倍ほど小さいのだった。


サラ 「…村長の家なのに、小さい…ですね…」

シオン 「村長の家は、昔からこんな感じなんですよ。村長だから、威張るというわけではなく、〝村長こそ、質素に。〟それが、代々の村長のモットーで…」


それを聞いただけで、サウロの街の村長は代々、人のいい人なのだとわかった。


サラ 「ロリー村長も、お優しい方なんでしょうね…」


確信したような感じにシオンに尋ねてみた。
しかしシオンは表情を少し変えた後、開き直ったように


シオン 「え、ええ…」

サラ 「…?」


少し不に落ちない感じだった。


??? 「おやおや、ロリー村長にお客様ですかな?」


村長の家から出てきたのは、ひげを生やした猫背の細いおじいさんだった。


サラ 「どうも…サラと申します。村長に会いたいのですが…」

??? 「おお、そうでございますか。私はロリー村長の秘書、ピアロでございます。」


ピアロは、自己紹介をして、ドアを開け、家の中に引き込んだ。


シオン 「ぁ、じゃ、じゃあ、私はこれで…」

サラ 「あ、ありがとうございました。」


シオンは、なにか、逃げているようだった。


ピアロ 「こちらでございます。」


青い、バラの刺繍が施されている絨毯以外には、特に何もない、さびしげな廊下がまっすぐに続いていた。
ピアロは、廊下の中ほどで止まって、横にあるドアノブに手をかけた。
その中は、これまでとは別次元のような異様な感じになっていた。
部屋中がピンクと白で統一されて、所々レースが付いている。
窓側にはよく目立つピンクのいすがあって、そこに誰かが座っていた。


ピアロ 「…ロリー村長、お客様です。」


ピアロがそういうと、窓の椅子に腰かけていた人物が立ち上がった。


ロリー 「…そう、お通しして。」




プロフィール

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*名前*
くららん
*性別*
女
*年齢*
13歳の中学一年生+*
*自己紹介*
中学生のくららんです^^
書く力は全然ありませんが、小説は書くこと読むこと大好きですので、その気持ちを創作力にこめて、書いていきたいと思います。
*ブログ*
読みきり小説や、特別編、またこちらでも紹介している小説の続きや、特別イラストなどなど、盛りだくさんのブログです^^
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