バリ島旅行記13 アルマ美術館
2016.10.16、10.18
2度目のバリ島旅行です。宿泊地をウブドにして、前回には行けなかった所を見学することとHPを作りながら調べたことを確認する旅です。
アルマ美術館と最終日の午後の見学地をまとめました。旅の行程はこちらをご覧ください。
2度目のバリ島旅行です。宿泊地をウブドにして、前回には行けなかった所を見学することとHPを作りながら調べたことを確認する旅です。
アルマ美術館と最終日の午後の見学地をまとめました。旅の行程はこちらをご覧ください。
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Bali-HOME - back - 旅行記 - 情報G - 資料G - 写真アルバムG - link-albumアルマ美術館
アルマ美術館 Agung Rai Museum of Art
アルマ美術館 Agung Rai Museum of Art は、バリ絵画と現代絵画が両方見ることができて楽しめます。入場料には、館内にあるコーヒー店カフェ・アロマでのコーヒー代も含まれています。ウォルター・シュピースの作品である「チャロナラン」はいがいと小さな絵画でした。画家の育成にも力を入れていて入口付近で個展を展示していました。
美術館でのバリ舞踊の公演もあります。特にテレックの公演は、他ではあまり見られないようです。



アルマ美術館の門
こちらの門をくぐって入場します。両脇に門番の石像を建て、シンプルですが、品の感じられる門でした。

Kafe ARMA
アロマ美術館の入館料には、ここでのコーヒー付きです。落ち着いた雰囲気の喫茶店でした。実は、インターネットで調べてあった入館料が値上がりしていました。ガイドさんいわく「観光客が多くなり、どこでも値上げをしている」ということです。

美術館内の建物
ガムラン楽器が並べられている建物では、オジさんたちがのんびりとお話ししていました。

「Baris Dancer」 Anak Agung Gde Sobrat作
アルマ美術館での紹介によく掲載されている絵画です。作品名がわかったものは「」書きにしています。

精密な描写の森
動物や植物、背景もしっかりと書き込まれています。

ウォルター・スピース
ウォルター・スピースは画家、音楽家、ロシア生まれのドイツ人。バリ人にケチャ・ダンスを発案した人。バリ絵画に西洋画の手法を組み込むことに貢献した人。バリにとって、重要な人物です。この人の写真が見られてよかった。
「チャロナラン」 ウォルター・スピース作
ウォルター・スピース作「チャロナラン」は、アルマ美術館の紹介に必ず登場する絵画です。もっと大きいのかと想像していましたが、意外と小さな絵でした。

「プリアンガーの風景」 ウォルター・スピース作
この「プリアンガーの風景」ウォルター・スピース作もは、アルマ美術館の紹介の際によく紹介されている絵画です。

グスティ・ニョマン・レンパッド
レンパッドは、バリの有名な彫刻家、画家。この写真も見られて満足でした。ウブト宮殿のページにレンパッドの石刻画を紹介していますので、ぜひご覧ください。

飛天と夫婦神
天を飛ぶ輿に乗った男女神がなかよくお話をしている様子が描かれています。「ラーマーヤナ物語」では、魔王ラーヴァナからシーターを取りもどしたラーマが、天上車プシュパカに乗って故郷アヨーディヤーの都に帰るのですが、そのシーンではないかと思っています。

古典画 カサマンスタイルの絵画
カサマンスタイルの絵画は、プリ・ルキサン美術館が充実しています。むしろ、アルマ美術館はバリに関連した現代美術絵画に見ものが揃っているようです。

7人の水浴する少女
この絵画も紹介されることが多いものです。イラストのようなタッチです。女性の顔はほとんど同じ。この写真の右端の女性の乳房に指が伸びているのですが、隣に男の子がいて、おっぱいをツンツンしています。

バリ島儀礼の衣装 ランダ、バロン・ランドゥン、バロン
バリの儀礼に使われる人形衣装です。左からランダ、バロン・ランドゥン、猪バロン、バロン・ケケ、バロン・ランドゥンです。
○link-アルマ美術館/バリ島ナビ
こちらのページも参考にご覧ください。
⇒ プリ・ルキサン美術館・ネカ美術館 旅行記1
美術館でのバリ舞踊の公演もあります。特にテレックの公演は、他ではあまり見られないようです。
アルマ美術館map ⇒

アルマ美術館入口
アグン・ライ美術館がなぜ、アルマ美術館と称させているのだろうと実は思っていました。看板を見て納得しました。Agung Rai Museum of Art の頭4文字をとって、「ARMA」としているのです。
アルマ美術館での舞踊公演パネル
アルマ美術館には、宿泊施設もあり、舞台公演会場もあるそうです。そこを覗くことはしていませんが。この写真は入場受付の傍に飾ってある舞踊公演パネルです。それぞの踊りが〇曜日に開催というだけでなく、例えば、ケチャが満月と新月の夜の7時半からと、奉納舞踊の起源にもこだわって上演しているのが見て取れます。
アルマ美術館の門
こちらの門をくぐって入場します。両脇に門番の石像を建て、シンプルですが、品の感じられる門でした。

Kafe ARMA
アロマ美術館の入館料には、ここでのコーヒー付きです。落ち着いた雰囲気の喫茶店でした。実は、インターネットで調べてあった入館料が値上がりしていました。ガイドさんいわく「観光客が多くなり、どこでも値上げをしている」ということです。

美術館内の建物
ガムラン楽器が並べられている建物では、オジさんたちがのんびりとお話ししていました。

「Baris Dancer」 Anak Agung Gde Sobrat作
アルマ美術館での紹介によく掲載されている絵画です。作品名がわかったものは「」書きにしています。

精密な描写の森
動物や植物、背景もしっかりと書き込まれています。

ウォルター・スピース
ウォルター・スピースは画家、音楽家、ロシア生まれのドイツ人。バリ人にケチャ・ダンスを発案した人。バリ絵画に西洋画の手法を組み込むことに貢献した人。バリにとって、重要な人物です。この人の写真が見られてよかった。

「チャロナラン」 ウォルター・スピース作
ウォルター・スピース作「チャロナラン」は、アルマ美術館の紹介に必ず登場する絵画です。もっと大きいのかと想像していましたが、意外と小さな絵でした。

「プリアンガーの風景」 ウォルター・スピース作
この「プリアンガーの風景」ウォルター・スピース作もは、アルマ美術館の紹介の際によく紹介されている絵画です。

グスティ・ニョマン・レンパッド
レンパッドは、バリの有名な彫刻家、画家。この写真も見られて満足でした。ウブト宮殿のページにレンパッドの石刻画を紹介していますので、ぜひご覧ください。

飛天と夫婦神
天を飛ぶ輿に乗った男女神がなかよくお話をしている様子が描かれています。「ラーマーヤナ物語」では、魔王ラーヴァナからシーターを取りもどしたラーマが、天上車プシュパカに乗って故郷アヨーディヤーの都に帰るのですが、そのシーンではないかと思っています。

古典画 カサマンスタイルの絵画
カサマンスタイルの絵画は、プリ・ルキサン美術館が充実しています。むしろ、アルマ美術館はバリに関連した現代美術絵画に見ものが揃っているようです。

7人の水浴する少女
この絵画も紹介されることが多いものです。イラストのようなタッチです。女性の顔はほとんど同じ。この写真の右端の女性の乳房に指が伸びているのですが、隣に男の子がいて、おっぱいをツンツンしています。

バリ島儀礼の衣装 ランダ、バロン・ランドゥン、バロン
バリの儀礼に使われる人形衣装です。左からランダ、バロン・ランドゥン、猪バロン、バロン・ケケ、バロン・ランドゥンです。
○link-アルマ美術館/バリ島ナビ
こちらのページも参考にご覧ください。
⇒ プリ・ルキサン美術館・ネカ美術館 旅行記1
バトゥール湖畔 Danau Batur
バリ島の最終日は、ウブドでケチャ・ダンスを見てからングラライ空港に向かうと、無駄な待ち時間がないとの旅行プランを立てました。午前中にウヌン・ダヌ・バトゥール寺院を見て、午後はバトゥール湖畔にあるトヤ・ブンカ温泉に行くと計画しました。ところが、外輪部の道から、湖畔に向かう道が舗装道路なのですが、険しいこと、険しいこと。
予想していた、調べた、以上に時間がかかります。最終日は出発時間をゆっくりにして、プールに入っていましたので、あえて露天風呂に入る気が薄れてしまい、断念して戻りました。

まぼろしとなったトヤ・ブンカ村の温泉
バトヤ・ブンカの水利組合の運営する温泉。
目線と湖の高さが近く、絶景が堪能できるはずでした。
お値段は日本のスーパー銭湯なみで、ウェルカム・ドリンク、バスタオル、ソープ、シャンプー込だそうです。

バトゥール湖 Danau Batur
せっかく、ここまで来たんだから、せめて湖をまぢかに見たいといって、湖に降りることができそうな道をたどってもらいました。バトゥール湖とアバン山がよく見えています。

バトゥール湖 船と魚養殖施設
魚の養殖場がありました。手前の船は丸木船なんです。バトゥール湖はバトゥール山の噴火でできたカルデラ湖です。

バトゥール湖の魚
湖の中を見ていると、けっこう魚が見えました。

WARUNG MAKAN SERED
バトゥール湖に近づけそうな道に入ってもらったわけですが、レストランがありました。湖の養殖場もこちらの施設なのでしょう。食事場所はバレになっています。もちろん、お魚料理がおいしいのだと思います。この店を調べましたが、情報は得られずじまいです。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院を訪れてから、昼食に寄ったレストランのテラスからバトゥール山、アグン山とバドゥール湖の絶景が見えました。

バトゥール山
バトゥール山は、海抜1717mの活火山です。バリ語でバトゥールは「聖なる、神々しい」という意味。アグン山、バトゥ・カウ山とともに太古より神々の峰とされています。

アグン山とバトゥール湖

オダランに向かう人々
トヤ・ブンカ温泉に入るのを取りやめて、前日クルンクン市場に寄って、布地を見ることができなかったので、布織り工房を見学したいと、ウブド周辺に戻る際にすれ違った車です。オダラン(寺院の創立記念日)で寺院に向かうのでしょう。正装したバリ女性が車の荷台に乗り込んでいました。
《 ギャニアール Batubulan 》

サリー・アンムルタ Sari Amerta Batubulan
連れてきてもらったお店がここです。看板に「バティック Batik コレクション」と書かれてあります。
バティクは、木綿や絹を素材としたろうけつ染め布地。日本ではバディクは更紗として知られています。

ギャニヤールの衣料品店 サリー・アンムルタ Sari Amerta Batubulan
店内は広く、様々なバリ風の衣服を販売しています。店員もいっぱいいるりっぱなお店、つまりモノはいいが安くはありません。2階は、染め物等の美術品を展示販売しているギャラリーになっています。これがなかなか見応えがありました。

サリー・アンムルタ 庭での機織り Sari Amerta Batubulan
アグン・ライ氏は、プリ・ルキサン美術館とネカ美術館のコレクションを見た後「私は自分の未来が決まった。」と感じたという。それは1980年頃で、彼は幸運にも絵を売買して集め始めていた。
アルマ美術館は、広大な敷地の中に庭があり、散策するだけでも楽しめる。伝統的な作品が中心の「バレ・ダジャ」と現代アートが中心の「バレ・ダウ」の二つの本館に分けられて展示されている。
1930年代から1940年代のバトゥアンの芸術家による傑作や、19世紀のジャワの芸術家、ラデン・サレ(Raden Saleh)とシラリフ・バスターマン(Sharif Bustaman)によるバリ島の唯一の作品など、伝統的なものから現代的なものまで幅広く取り揃えている。著名な作家では、I Gusti Nyoman Lempad、Ida Bagus Made、Anak Agung Gede Sobrat、I Gusti Made Deblogなどの作品が有名。バリの芸術の発展に重要な貢献をした、ドイツの画家Walter Spiesの作品はコレクションに特別な場所を設けている。
バリでの三大美術館といわれるのは、プリ・ルキサン、ネカ、アルマ美術館だが、アルマ美術館は収蔵量随一だそうだが、展示スペースで見劣りする。もしも、一館だけしか見ることができないのであれば、ネカ美術館がもっとも見応えがある。
アルマ美術館は絵画の展示だけではなく、バリ舞踊の公演、様々なワークショップ「絵画、バリ料理、染色、織物、木彫」、セミナーなど総合的にバリ芸術を捕らえ、その理解を深めようという活動をしている。また、アルマ財団ではバリ芸能の将来を担う芸術家の育成として、 地元の子供たちに芸能を習得する機会も与えている。
※アグン・ライ氏は美術品収集家であり、またギャラリーのオーナーでもある。プリアタン村にアグン・ライ・ギャラリーを開設している。
クルンクン県のカサマン村に伝わる技法で最も伝統的な絵画。王宮の装飾画として発展し、古テーマは「ラーマーヤナ物語」や「マハーバーラタ物語」他の古典文学や民話からのものが多い。人物は影絵のように斜めから描かれるのが特徴。昔はキャンバスに米の粉を塗りつめ、絵の具にはすす、灰、粘土、植物を使っていた。有名なのはクルタ・ゴサの地獄の天井画。
○バトゥアン様式 Batuan Style
1930年代にウブドの南にあるバトゥアン村に興った墨絵のような細密画で、カマサン・スタイルと近代ヨーロッパの絵画技法が融合してできた技法。紙や布に中国の墨と毛筆を使って、画面に隙間ないほどびっしりとヒンドウ神話や農村社会の生活風俗が描かれる。緻密な観察眼をそのままキャンパスに表現した画風で知られ、西洋の遠近法を画家独自の解釈により斜め上から地上を見下ろすような目線で描かれるのが特徴。
○ウブド様式 Ubud Style
1930年代にウブドを中心に生まれた。オランダ人画家ルドルフ・ボネの指導により、遠近法や光の陰影、色彩の多様化などを取り入れ、描写テクニックが飛躍的に進歩した。紙や中国の墨と毛筆を使い村人の生活が生き生きと描かれているのが特徴。色は従来の単色にかえて多色による色彩の多様性を追求した。この後、バリ絵画は世界に広く知れ渡ることとなった。ピタ・マタ様式ともいう。
※ピタ・マタ派 PitaMaha。ウォルター・スピースやルドルフ・ボネ、レンパッド、ウブド領主、イダ・チョコルド・グデ・スカワティらが中心となって、1935年に設立した絵画の研究団体。全島から100人以上の画家が参加した。画家の育成と海外での展示会などバリ絵画の広報活動をおこなった。
○プンゴセカン様式 Pengosekan Style
1970年代にプンゴセカンに住むデワ・ニョマン・バトゥアン兄弟を中心とするアーティストたちによって確立された技法で「フローラ・フォウナ・Flora and Fauna」と呼ばれる。日本の花鳥画を感させる風雅な画風で、熱帯の花鳥風月や動物たちを鮮やかな原色で描く。竹筆で陰影を付けた下絵に丹念に色を重ねて仕上げる独特の技法で描かれる。当時は数枚の絵を屏風のように組み合わせて鑑賞した。
○ヤング・アーティスト様式 Young Artist Style
1950年代にプネスタナン村で、オランダ人の画家のアリー・スミットが指導した、若いアーティストたちの画法。ポップ調やイラスト調を取り入れた漫画チックなくっきりとした線の使い方が特徴的。色彩も鮮やかで多色を使う。画面全体に溢れる光と鮮やかな色彩が特徴でバリの印象派とも呼ばれる。鮮やかな色彩感で陰影をつけずにはっきりした線で輪郭が描かれるのが特徴で、バリの農村風景や伝統行事が好んで描かれる。
○レンパッド様式 Lempad Style
祭礼や儀式に使われる奉納絵画で、流れるような柔らかなモノクロの線画で描かれた伝統的な様式の絵画。ドイツ人画家ワルター・シュピースに見出され、額に入れた絵画を描き始めた巨匠ニョマン・レンパッドの名前からそう呼ばれている。
○シュピース様式 Spies Style
ワルター・シュピースの絵画技法を取り入れ、西欧絵画の技法である上下遠近法と空気遠近法を融合させた幻想的な画風のスタイル。独特の遠近法を用いて、異なる時間、空間軸をひとつの絵の中に表現する幻想的な風景画。白黒の濃淡だけをつける過程と濃淡の上に彩色する過程とに分かれ、色を濁らせずに精緻な濃淡を表現する、科学的な合理性によって編み出された技法でもある。熱帯幻想絵画と呼ばれる。
○Link-バリ絵画/バリアートの歴史と分類 artlukisan.com
村がバトゥール山の噴火で壊滅する前は、バトゥール村は、バトゥール山の南側の麓にあり、バトゥールの寺院は村から見て神聖な方角だとされる北東側にあった。ウルン・ダヌとは、湖の頂という意味だが、以前の場所が村から見て太陽が昇る方角であったことから、この名前が付けられたということです。ウルン・ダヌ・バラタン寺院のように、湖畔の寺院なのだろうと思っていましたが違ったようです。
グーグルマップで航空写真をみましたが、Toya Bungkah から先には家宅が立っていて、その手前は溶岩に覆われた荒れ地というのがよく分かります。溶岩が旧バトゥール寺院の中門に寄せている写真もサイトにありました。とすれば、元のバトゥール村はその荒れ地の中央。溶岩流の範囲からバトゥール寺院はトヤ・ブンカ村の近くの南西山麓。その中腹より少し湖側でしょう。そうすれば、旧バトゥール村からは北東に位置します。
さて、バトゥール湖畔をトヤ・ブンカ温泉めざして進んで行く際に、湖畔にコンクリートの壁で多数仕切られているが屋根のない、廃屋のように見える施設がありました。ガイドさんに聞くと「祭礼の際に、宿泊するのだ」と説明してくれました。近くに寺院があるようには見えませんでしたが、以前はあったのでしょう。
トヤ・ブンカ温泉を行くのを断念したポイントで外に出ました。道路のすぐ近くから、山の高い方までごつごつとした固まった溶岩が続いていました。
予想していた、調べた、以上に時間がかかります。最終日は出発時間をゆっくりにして、プールに入っていましたので、あえて露天風呂に入る気が薄れてしまい、断念して戻りました。

まぼろしとなったトヤ・ブンカ村の温泉
バトヤ・ブンカの水利組合の運営する温泉。
目線と湖の高さが近く、絶景が堪能できるはずでした。
お値段は日本のスーパー銭湯なみで、ウェルカム・ドリンク、バスタオル、ソープ、シャンプー込だそうです。

バトゥール湖 Danau Batur
せっかく、ここまで来たんだから、せめて湖をまぢかに見たいといって、湖に降りることができそうな道をたどってもらいました。バトゥール湖とアバン山がよく見えています。

バトゥール湖 船と魚養殖施設
魚の養殖場がありました。手前の船は丸木船なんです。バトゥール湖はバトゥール山の噴火でできたカルデラ湖です。

バトゥール湖の魚
湖の中を見ていると、けっこう魚が見えました。

WARUNG MAKAN SERED
バトゥール湖に近づけそうな道に入ってもらったわけですが、レストランがありました。湖の養殖場もこちらの施設なのでしょう。食事場所はバレになっています。もちろん、お魚料理がおいしいのだと思います。この店を調べましたが、情報は得られずじまいです。
バトゥール湖map ⇒
○link- キンタマーニ/バリ島ナビ
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院を訪れてから、昼食に寄ったレストランのテラスからバトゥール山、アグン山とバドゥール湖の絶景が見えました。

バトゥール山
バトゥール山は、海抜1717mの活火山です。バリ語でバトゥールは「聖なる、神々しい」という意味。アグン山、バトゥ・カウ山とともに太古より神々の峰とされています。

アグン山とバトゥール湖
衣料品店 サリー・アンムルタ Sari Amerta

オダランに向かう人々
トヤ・ブンカ温泉に入るのを取りやめて、前日クルンクン市場に寄って、布地を見ることができなかったので、布織り工房を見学したいと、ウブド周辺に戻る際にすれ違った車です。オダラン(寺院の創立記念日)で寺院に向かうのでしょう。正装したバリ女性が車の荷台に乗り込んでいました。
《 ギャニアール Batubulan 》
◆ サリー・アンムルタ Sari Amerta
バリ島の織物などを見たいとガイドさんにお願いして行きました。ウブドで一軒立ち寄りましたが、今は布を作ってはいないということで、ギャニアールまで進みました。
サリー・アンムルタ Sari Amerta Batubulan
連れてきてもらったお店がここです。看板に「バティック Batik コレクション」と書かれてあります。
バティクは、木綿や絹を素材としたろうけつ染め布地。日本ではバディクは更紗として知られています。

ギャニヤールの衣料品店 サリー・アンムルタ Sari Amerta Batubulan
店内は広く、様々なバリ風の衣服を販売しています。店員もいっぱいいるりっぱなお店、つまりモノはいいが安くはありません。2階は、染め物等の美術品を展示販売しているギャラリーになっています。これがなかなか見応えがありました。

サリー・アンムルタ 庭での機織り Sari Amerta Batubulan
店の裏では、実際に織物をつくっていました。数名の女性が布づくりをしていましたが、休憩時間なのか、終業時刻なのか、作業を写真にとることはできませんでした。工房に行きたかったのですが、ガイドさんに「どこどこの工房に行きたい」などと情報をはっきり提示しないとやはりダメですね。

サリー・アンムルタmap ⇒
このページの話題
アルマ美術館 アグンライ美術館 ARMA(Agung Rai Museum of Art)
ウブドの南、プンゴセカンといわれる地域に位置する「アルマ美術館」は、1996年に創設され、ARMA財団によって管理されている。アルマ(ARMA)の名前の由来はAgung Rai Museum of Artの頭文字から取ったもの。オーナーであるアグン・ライ夫妻が所有するココカンホテルに隣接する。アグン・ライ氏は、プリ・ルキサン美術館とネカ美術館のコレクションを見た後「私は自分の未来が決まった。」と感じたという。それは1980年頃で、彼は幸運にも絵を売買して集め始めていた。
アルマ美術館は、広大な敷地の中に庭があり、散策するだけでも楽しめる。伝統的な作品が中心の「バレ・ダジャ」と現代アートが中心の「バレ・ダウ」の二つの本館に分けられて展示されている。
1930年代から1940年代のバトゥアンの芸術家による傑作や、19世紀のジャワの芸術家、ラデン・サレ(Raden Saleh)とシラリフ・バスターマン(Sharif Bustaman)によるバリ島の唯一の作品など、伝統的なものから現代的なものまで幅広く取り揃えている。著名な作家では、I Gusti Nyoman Lempad、Ida Bagus Made、Anak Agung Gede Sobrat、I Gusti Made Deblogなどの作品が有名。バリの芸術の発展に重要な貢献をした、ドイツの画家Walter Spiesの作品はコレクションに特別な場所を設けている。
バリでの三大美術館といわれるのは、プリ・ルキサン、ネカ、アルマ美術館だが、アルマ美術館は収蔵量随一だそうだが、展示スペースで見劣りする。もしも、一館だけしか見ることができないのであれば、ネカ美術館がもっとも見応えがある。
アルマ美術館は絵画の展示だけではなく、バリ舞踊の公演、様々なワークショップ「絵画、バリ料理、染色、織物、木彫」、セミナーなど総合的にバリ芸術を捕らえ、その理解を深めようという活動をしている。また、アルマ財団ではバリ芸能の将来を担う芸術家の育成として、 地元の子供たちに芸能を習得する機会も与えている。
※アグン・ライ氏は美術品収集家であり、またギャラリーのオーナーでもある。プリアタン村にアグン・ライ・ギャラリーを開設している。
バリ絵画のスタイル
○カサマン様式 Kamasan Styleクルンクン県のカサマン村に伝わる技法で最も伝統的な絵画。王宮の装飾画として発展し、古テーマは「ラーマーヤナ物語」や「マハーバーラタ物語」他の古典文学や民話からのものが多い。人物は影絵のように斜めから描かれるのが特徴。昔はキャンバスに米の粉を塗りつめ、絵の具にはすす、灰、粘土、植物を使っていた。有名なのはクルタ・ゴサの地獄の天井画。
○バトゥアン様式 Batuan Style
1930年代にウブドの南にあるバトゥアン村に興った墨絵のような細密画で、カマサン・スタイルと近代ヨーロッパの絵画技法が融合してできた技法。紙や布に中国の墨と毛筆を使って、画面に隙間ないほどびっしりとヒンドウ神話や農村社会の生活風俗が描かれる。緻密な観察眼をそのままキャンパスに表現した画風で知られ、西洋の遠近法を画家独自の解釈により斜め上から地上を見下ろすような目線で描かれるのが特徴。
○ウブド様式 Ubud Style
1930年代にウブドを中心に生まれた。オランダ人画家ルドルフ・ボネの指導により、遠近法や光の陰影、色彩の多様化などを取り入れ、描写テクニックが飛躍的に進歩した。紙や中国の墨と毛筆を使い村人の生活が生き生きと描かれているのが特徴。色は従来の単色にかえて多色による色彩の多様性を追求した。この後、バリ絵画は世界に広く知れ渡ることとなった。ピタ・マタ様式ともいう。
※ピタ・マタ派 PitaMaha。ウォルター・スピースやルドルフ・ボネ、レンパッド、ウブド領主、イダ・チョコルド・グデ・スカワティらが中心となって、1935年に設立した絵画の研究団体。全島から100人以上の画家が参加した。画家の育成と海外での展示会などバリ絵画の広報活動をおこなった。
○プンゴセカン様式 Pengosekan Style
1970年代にプンゴセカンに住むデワ・ニョマン・バトゥアン兄弟を中心とするアーティストたちによって確立された技法で「フローラ・フォウナ・Flora and Fauna」と呼ばれる。日本の花鳥画を感させる風雅な画風で、熱帯の花鳥風月や動物たちを鮮やかな原色で描く。竹筆で陰影を付けた下絵に丹念に色を重ねて仕上げる独特の技法で描かれる。当時は数枚の絵を屏風のように組み合わせて鑑賞した。
○ヤング・アーティスト様式 Young Artist Style
1950年代にプネスタナン村で、オランダ人の画家のアリー・スミットが指導した、若いアーティストたちの画法。ポップ調やイラスト調を取り入れた漫画チックなくっきりとした線の使い方が特徴的。色彩も鮮やかで多色を使う。画面全体に溢れる光と鮮やかな色彩が特徴でバリの印象派とも呼ばれる。鮮やかな色彩感で陰影をつけずにはっきりした線で輪郭が描かれるのが特徴で、バリの農村風景や伝統行事が好んで描かれる。
○レンパッド様式 Lempad Style
祭礼や儀式に使われる奉納絵画で、流れるような柔らかなモノクロの線画で描かれた伝統的な様式の絵画。ドイツ人画家ワルター・シュピースに見出され、額に入れた絵画を描き始めた巨匠ニョマン・レンパッドの名前からそう呼ばれている。
○シュピース様式 Spies Style
ワルター・シュピースの絵画技法を取り入れ、西欧絵画の技法である上下遠近法と空気遠近法を融合させた幻想的な画風のスタイル。独特の遠近法を用いて、異なる時間、空間軸をひとつの絵の中に表現する幻想的な風景画。白黒の濃淡だけをつける過程と濃淡の上に彩色する過程とに分かれ、色を濁らせずに精緻な濃淡を表現する、科学的な合理性によって編み出された技法でもある。熱帯幻想絵画と呼ばれる。
○Link-バリ絵画/バリアートの歴史と分類 artlukisan.com
元のバトゥール寺院はどこ?湖畔の溶岩
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、現在の外輪山縁に再建される前には、どこにあったのでしょうか。名称からも湖の近くにあったのは間違いないでしょう。それなら、ウルン・ダヌ・バトウール寺院のある「South Batur」のエリアを調べ、湖と接した部分ではないかと考えました。しかし、少なくとも現在の行政区域では、South Baturは湖に接していなく、もっとも湖に近いところはトヤ・ブンカの山側でした。村がバトゥール山の噴火で壊滅する前は、バトゥール村は、バトゥール山の南側の麓にあり、バトゥールの寺院は村から見て神聖な方角だとされる北東側にあった。ウルン・ダヌとは、湖の頂という意味だが、以前の場所が村から見て太陽が昇る方角であったことから、この名前が付けられたということです。ウルン・ダヌ・バラタン寺院のように、湖畔の寺院なのだろうと思っていましたが違ったようです。
グーグルマップで航空写真をみましたが、Toya Bungkah から先には家宅が立っていて、その手前は溶岩に覆われた荒れ地というのがよく分かります。溶岩が旧バトゥール寺院の中門に寄せている写真もサイトにありました。とすれば、元のバトゥール村はその荒れ地の中央。溶岩流の範囲からバトゥール寺院はトヤ・ブンカ村の近くの南西山麓。その中腹より少し湖側でしょう。そうすれば、旧バトゥール村からは北東に位置します。
さて、バトゥール湖畔をトヤ・ブンカ温泉めざして進んで行く際に、湖畔にコンクリートの壁で多数仕切られているが屋根のない、廃屋のように見える施設がありました。ガイドさんに聞くと「祭礼の際に、宿泊するのだ」と説明してくれました。近くに寺院があるようには見えませんでしたが、以前はあったのでしょう。
トヤ・ブンカ温泉を行くのを断念したポイントで外に出ました。道路のすぐ近くから、山の高い方までごつごつとした固まった溶岩が続いていました。
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