こどもむけ
いじめは君のせいではない。
誰であってもいじめられる、なんてことは決してあってはならないこと。これはとても大切なことだから、忘れてはいけない。
いじめは、君が原因ではない。
君には、学校でも近所でも、安心して、安全に暮らす権利がある。
いじめって何?ちゃんと知ってる?
たとえば校庭で、らんぼうな子が、別の子を捕まえて、殴っている。
それは誰から見ていても、いじめだって分かる。でも、すぐにいじめだと分からないものもある。つぎのような場合も
・バカにし、けなす
・怖がらせたり、嫌な気分にさせる
・物を取ったり、壊したりする
・ひどいことを言ったり書いたりする
・いじわるを言ったり、差別的なことを言う
・悪い噂をたてる
・おどす
・無理に何かをやらせる
・容姿や外見をばかにする
・嫌がっているのに異性にさわる
・仲間はずれにする
・無視する
どれも自分がやられたら辛いはず。でも知らず知らずに友達にしてしまっていることもあるかもしれない。
いじめについての勘違い
・「いじめられたら、いじめた相手をなぐりつければいい」
いじめを体験している君だからこそ、いじめがどれだけダメなことか分かっているはず。やり返すということは、君もいじめをすると言うことです。
・「いじめは、だれにとっても自己主張の訓練になる」
誰であっても、いじめが仕方がないってことはない。
・「いじめは見ないふりをするのが一番」
それは大きな間違い。必要なのは、友達や大人からの、ちょっとした手助け。
・「いじめじゃないよ、からかっているだけ」
自分が面白半分でも相手が傷ついているなら、それはいじめになる。
・「暴力は人を傷つけるけど、悪口は人を傷つけない」
それは違う。例え見える傷じゃなくても心にも傷は付きます。だから言葉によるいじめは、決して身体的ないじめより軽いってことはない。
もしいじめられたら?
一番いいのは誰かに相談すること。友達、担任の先生、両親。相談をしたら、きっといじめ解決の力になってくれるはず。
しかし、話した事がバレたら余計にいじめられると思ったり、言うのが恥ずかしかったり感じることもあるかもしれない。
その場合相談する相手をその他の人にしてみるといい。例えば養護教諭やカウンセラー。秘密にして欲しいと言ったら秘密にしてくれます。
また直接いじめている相手には手が回せないのでバレる危険性が少ない。そのためどうすればいいかアドバイスをもらえます。
その他にも、ネットで相談する、24時間いじめ相談ダイヤルに電話をしてみる。これらは相手に君の顔が見えない。なので他の人に相談するよりは楽に話せるはず。
でも一番解って欲しいのは、相手が誰にせよ話をすること。誰かに話しをすることで、君の辛い思いは少量だったとしても絶対軽くなるから。
また、どうしても学校に行くのが辛いのなら、学校に行かないのも一つの手段です。「不登校」聞こえは悪いでしょう。しかし学校に行きたくない気持ちだけでなく、頭痛、腹痛、吐き気、などの身体症状が出たり、神経症状が出たりした場合、優先すべき事はあなたの健康です。
ここで知っていて欲しいことは、登校は義務ではないということです。いじめを受けることにより、心身ともに健康を害されていると、教育を受ける権利を侵害されているものとして、登校を拒否してもいいのです。そして学校以外のところで学習することは、教育を受ける権利を守っていることになるのです。学校以外の学習場所としてはフリースクールがあります。
しかし、不登校はあなたの苦しみを和らげる一つの手です。それで苦しんではいけません。闇雲に不登校になるのではなく、誰かに相談した上で登校を拒否してください。
私達が考えた対策
私たちは授業を受けどうしたらいじめが起こらない環境が作れるか考え、他の生徒にもアンケートをとりました。
・いじめられている所を見たらみんなで止める。
・傍観者がほんの一言でいいので「止めときや」と声をかける。
いじめを止められるのは周りの人間です。1人で口をはさむと自分がいじめられる可能性もあります。なので大勢で止めると言うのはいいことかもしれません。
・人を思いやる気持ちを忘れない。
・自分は1人で生きているのではなく、周りの人の支えによって生きている事を忘れない。
・他人の事を自分のように考えられるようになる。
・いじめをもっとよく知り、いじめへの関心をもつ。
小さい頃に教わったことはないでしょうか。「自分がやられて嫌なことは他の人にやってはいけない」いじめにせよ、他のことにせよ、この誠心が一番大切なのです。
これらのことはただの綺麗事にしか聞こえないでしょう。しかしこれをあなたが実践するでけで、あなたの周りだけでも、いじめが止められ減る。いじめが発生する確率低くなる。それはすごく小さな変化にすぎないけれど、1人でもいじめられる子がいなくなるのが大切な事を分かってほしい。