殺人遊園地への招待状
最初の体感の時に訪れ、腹部と背部に焼印を付けられた、まさにその場所だった。
《……てめぇ……あのおやっさんの所から勝手に逃げ出して来やがって……
おかげで金の殆どを返すハメになったじゃねーか!!》
怒声と共に裕美の身体はいきなり突き飛ばされる。
《お前の家はもうここじゃねーんだよ!
さっさとおやっさんの所へ戻りやがれ!!
………いや、待てよ……どうせなら手土産の1つもくれてやらないと礼儀知らずってもんだよなぁ………》
人型の男は裕美を身動き出来ないようにきつく縛ると、何処かへ行ってしまった。
「今度は……何をされるんだろう………
怖い……怖いよ………」
この5回目の体感で最後とはいえ、最終的には殺されてしまうのではないかと裕美は考えていた。
そして1番目、4番目、5番目の体感は話が繋がっていることに気がつく。
「これって……もしかして………」
その時、男は勢いよく襖(ふすま)を開けて、裕美の元へズカズカと足音を響かせやって来た。
《よう……待たせたなぁ!!》
男の手には……ペンチが握られている。
「………………!!」
《おっ?どうした?怖くて声も出ねぇのか?》
男は裕美の足首を掴んだ。
《へへっ!おやっさんに随分可愛がられたみてぇじゃねーか!
あのイカレおやじ、まさか人肉食いだとはな!》
老人に剥ぎ取れた太ももの傷痕を力一杯で指で押される。
「い゛っっ!!」
《今度はここを食ってもらわねーとなぁ!!》
ガッッッ!!
ブシュッッッ!!
「あ゛ぁぁぁぁっ!!」
足の親指の爪がペンチで剥がされる。
《ははっ、グジュグジュしていて旨そうじゃねーか!》
「……………………!!」
裕美は無言で歯を食いしばり、痛みに耐えていた。
その様子が男の反感を買ったようだ。
《なに黙ってんだよ!!もっと泣き叫べ!!痛がれ!!苦しがれ!!
この世に生まれてきたことを後悔しろ!!恥じろ!!》
今度は足の小指の爪を剥がされる。
「くっっ………!!」
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