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殺人遊園地への招待状


「やだ…ちょっと……なによあれ!!」


涼子が何かを見て声を上げた瞬間。





ざしゅっっっっっっっ!!!




急降下したジェットコースターに待ち構えていたもの。
それは鋭く尖った斧だった……

切り落とされた首が宙を飛び、真っ赤な血しぶきが舞う。


「い……いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」


香織は地べたにしゃがみ込み泣き叫ぶ。

何が何だか分からなくなった裕美は、首が無くなった人を乗せたまま走るジェットコースターを、ただ呆然と目で追っていた…


「な…なんだよこれ……なんなんだよっっ!!」


直樹も恐怖とやり場の無い怒りに混乱していた。


「とにかく早くエルタワーに入りましょう!誰かに知らせないと!」


「そ、そうだね涼子。香織、私につかまって!さあ、行くよ!」


裕美は泣き崩れている香織を抱えようとした。
しかしその手を香織はすり抜ける。


「やだ…もうやだよ!なんでこんな立て続けに人が死ぬわけ!?なんで斧なんてあるの!?私もう絶対帰るから!」


香織は叫びながら走り出し、すぐ近くにあった正門に手をかけ前後に揺さぶる。


「開けて!開けてよ!なんで閉じ込めれなきゃいけないの!?」


いつも笑顔を絶やさなかった香織が大粒の涙を流し懇願している。
気づけば客はおろか、スタッフすら誰一人として姿が見えない。
奇怪な状況に裕美もこみ上げて来るものがあったがグッと堪えた。


「香織…とにかく今はエルタワーに向かおう。門は開かないみたいだし、スタッフに事情を説明してもらわないと…」


こうして4人はエルタワーへ向かうこととなった。




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