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バブルガムファンタジー2


シーン 3 (その3)

オレはもしかして幻想の世界の中にいて、毎日を過ごしているんだろうか?

周りの全てが、まるで嘘のように思える・・・

創られたレプリカ・・・

この町全体が虚像なのかもしれない・・・

最初から真実はひとつもなかったのかもしれない・・・



最初・・・

オレはもしかして病院からまだ退院していないのか・・・

少し気分が悪くなってきたような気がする・・・

マスタ「どうかされましたか?」

マスタが心配そうな表情で話した。

「い、いえ、体調が今一つなんで・・・寝不足かな。」

マスタ「気を付けてくださいね。」

優しい言葉は、マスタその人だ。

そう言えば、この店も誰もお客さんが来ない・・・

不思議だ・・・



そういえば、ハガキ・・・

聞いてみよう・・・

「マスタ、うちにハガキが届きましてね。」

オレはハガキを見せた。

マスタ「ああ、うちのお得意さんに出したものですね。」

「お得意さん?」

マスタ「以前お客様がここに来られた時に、キャンペーンで会員登録してもらったんですよ。」

「キャンペーン?」

オレは増々わからなくなっていった。

マスタ「うちの店に以前来られたことはありませんか?」

「ん・・・覚えがないんです。」

マスタ「そうですか。でも来られないとハガキは送らないのでね。」

「確かに・・・」



しばらくしてマスタが、何やら束になったメモを持ってきた。

マスタ「これが当時の会員登録台帳で・・・」

マスタはオレに登録用紙を見せた。

「わ・・・」

確かに書いているし、こ、これは・・・オレの字だ。

マスタ「どうでしょうねぇ・・・」

「た、確かに、これは私の字です。」

マスタ「よかった。違っていたら迷惑でしょうから。」

だが問題はここからだった。

どうしてオレはここに来たのか?

来たことは間違いないのだ。

オレはそんな疑問を抱きながら、帰宅したのだった。

部屋に居ても落ち着かない・・・

何だろうか、この不思議な気分は・・・

とにかく何かが何かが・・・わからないんだ・・・

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プロフィール

ニックネーム
大野竹輪
(おおの ちくりん)
性別
活動地域
関西
自己紹介
毎日想像している世界を全て文字に変換して、それを編集しながら、日々悩みながら、生きています。
趣味
おおむね、ライターです。
(笑)
特技
人は「マルチ」と呼びますが、自分ではわかっていません。
職業
ライター

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