バブルガムファンタジー2
シーン 3 (その5)
わ、わからない・・・思い出せない。
しかし、何かがあったのはわかった。
こうして帰宅したオレは冷蔵庫からジンジャーエールを出して、グラスに入れた。
考えれば12月。
けれど、オレの体は何故か熱かったように感じた。
ん??
部屋の隅に変な入れ物を見つけた。
「何だろう?」
皿のようなものだが、何も入っていない。匂いをかいでみた。
まあ、変な匂いではなさそうだ。
まあいい。その辺に置いておくかな。
何だろうか、気分がすぐれなかったからか、CDをかけた。
いつの間にか、オレは洋楽にはまっていったように感じた。
数日が過ぎた。
もうすぐクリスマスだな。
1人のクリスマス・・・
思い出せば、何度か誰かと過ごしていたように思う・・・
オレは何も置いていない机の前の椅子に座ってみた。
そして、足を机に載せた。
ほんとうに何もない机だな・・・
ペンひとつなかったのだ。
部屋の隅を見た。
「あれ?・・確かあそこのは変な入れ物があったような・・・」
部屋の隅に移動したはずの皿がなかったのだった。
「まあ、そんなことはどうでもいい。」
次の日。ポストにハガキが投函されていた。
「よし、行くか。」
オレは誘われたように、「デルタドーン」に向かったのであった。
店では別段普通と変わらない、いつもの雰囲気だった。
オレはいつもの奥の席でコーヒーを飲んでいた。
この日は24日。
お客さんも数名入っていて、にぎやかだった。
「そうか、クリスマス・イヴなんだ・・・」
オレは過去を思い出しながら・・・
オレも確か誰かと・・・
お客さんの彼氏が、
「おい、みずき、行くよ。」
わあああああああああああああああああああああ・・・・・
オレはとんでもないことを・・・
そうだった。オレは確かに「みずき」という女性と・・・
こんなところで思い出してしまった。
いや、こ、ここだ、ここだ、確かにここだった。
オレはみずきとここでデートしたんだ。
あわてている様子がマスタにわかったのか、
マスタ「大丈夫ですか?」
「は、はい。」
マスタ「もしかして、昔ここに2人で来られていたことを・・・」
「は、はい。そうです。」
マスタ「あの頃はよく何度もここに来ていただいたので、私も覚えています。」
「そうだったんですか。」
マスタ「彼女は元気ですか?」
「え、彼女?・・・」
オレは別れたことをマスタに伝えて店を出ることにしたのであった。
帰宅したオレは、すぐに風呂に飛び込んだ。
身体を流していると、
過去のすべてが消えて欲しいという願いと欲望が・・・
過去のすべてが戻って欲しいという想いと願望が・・・
不思議に交錯して、DNA螺旋のようだった。
ボディソープはいつものように体を覆い、やがてシャワーで流されていった。
「この泡が過去のすべてなのかも知れない・・・」
急につぶやくオレだった。
濡れた体をバスタオルが覆う。
湯煙が残るバスルームからオレは出た。
「ん・・・・・?」
何か窓の外で光ったように思えた。
急いで窓に行き、カーテンを開ける・・・
開けたとたん・・
わああああああああああああああああああああああああああ・・・・・
窓ガラスに・・・
みずきが・・・
写っている・・・・・
それも首つり・・・
オレはその場に倒れてしまった。
机には小さな黒の額縁が・・・あった。
それはみずきの写真だった。
机のそばは、血だらけになっていた。
―――――― 終わり ――――――
((解説))
第1部 は ここまでです。が、「BGF2」は、実はここから始まります。
しかし、何かがあったのはわかった。
こうして帰宅したオレは冷蔵庫からジンジャーエールを出して、グラスに入れた。
考えれば12月。
けれど、オレの体は何故か熱かったように感じた。
ん??
部屋の隅に変な入れ物を見つけた。
「何だろう?」
皿のようなものだが、何も入っていない。匂いをかいでみた。
まあ、変な匂いではなさそうだ。
まあいい。その辺に置いておくかな。
何だろうか、気分がすぐれなかったからか、CDをかけた。
いつの間にか、オレは洋楽にはまっていったように感じた。
数日が過ぎた。
もうすぐクリスマスだな。
1人のクリスマス・・・
思い出せば、何度か誰かと過ごしていたように思う・・・
オレは何も置いていない机の前の椅子に座ってみた。
そして、足を机に載せた。
ほんとうに何もない机だな・・・
ペンひとつなかったのだ。
部屋の隅を見た。
「あれ?・・確かあそこのは変な入れ物があったような・・・」
部屋の隅に移動したはずの皿がなかったのだった。
「まあ、そんなことはどうでもいい。」
次の日。ポストにハガキが投函されていた。
「よし、行くか。」
オレは誘われたように、「デルタドーン」に向かったのであった。
店では別段普通と変わらない、いつもの雰囲気だった。
オレはいつもの奥の席でコーヒーを飲んでいた。
この日は24日。
お客さんも数名入っていて、にぎやかだった。
「そうか、クリスマス・イヴなんだ・・・」
オレは過去を思い出しながら・・・
オレも確か誰かと・・・
お客さんの彼氏が、
「おい、みずき、行くよ。」
わあああああああああああああああああああああ・・・・・
オレはとんでもないことを・・・
そうだった。オレは確かに「みずき」という女性と・・・
こんなところで思い出してしまった。
いや、こ、ここだ、ここだ、確かにここだった。
オレはみずきとここでデートしたんだ。
あわてている様子がマスタにわかったのか、
マスタ「大丈夫ですか?」
「は、はい。」
マスタ「もしかして、昔ここに2人で来られていたことを・・・」
「は、はい。そうです。」
マスタ「あの頃はよく何度もここに来ていただいたので、私も覚えています。」
「そうだったんですか。」
マスタ「彼女は元気ですか?」
「え、彼女?・・・」
オレは別れたことをマスタに伝えて店を出ることにしたのであった。
帰宅したオレは、すぐに風呂に飛び込んだ。
身体を流していると、
過去のすべてが消えて欲しいという願いと欲望が・・・
過去のすべてが戻って欲しいという想いと願望が・・・
不思議に交錯して、DNA螺旋のようだった。
ボディソープはいつものように体を覆い、やがてシャワーで流されていった。
「この泡が過去のすべてなのかも知れない・・・」
急につぶやくオレだった。
濡れた体をバスタオルが覆う。
湯煙が残るバスルームからオレは出た。
「ん・・・・・?」
何か窓の外で光ったように思えた。
急いで窓に行き、カーテンを開ける・・・
開けたとたん・・
わああああああああああああああああああああああああああ・・・・・
窓ガラスに・・・
みずきが・・・
写っている・・・・・
それも首つり・・・
オレはその場に倒れてしまった。
机には小さな黒の額縁が・・・あった。
それはみずきの写真だった。
机のそばは、血だらけになっていた。
―――――― 終わり ――――――
((解説))
第1部 は ここまでです。が、「BGF2」は、実はここから始まります。
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プロフィール
- ニックネーム
- 大野竹輪
(おおの ちくりん) - 性別
- 男
- 活動地域
- 関西
- 自己紹介
- 毎日想像している世界を全て文字に変換して、それを編集しながら、日々悩みながら、生きています。
- 趣味
- おおむね、ライターです。
(笑)
- 特技
- 人は「マルチ」と呼びますが、自分ではわかっていません。
- 職業
- ライター
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