神社・寺院紹介
西田沢、奥内、後潟地区には神社がいっぱいあります。
青森市内に、こんなに神社がある地域があるということも新鮮な驚きでした。
山の奥にある神社、山縁にある神社、水田の真ん中にある神社、街縁にある神社、街中にある神社、海沿いにある神社。
山の神、水の神、農業の神、海の神。
馬頭観音、庚申塚。
西田沢、奥内、後潟地区の特長である、農業、林業、漁業の第一次産業のそれぞれが共に盛んなところであることを象徴しているのではないでしょうか。
神社を取材して、由来が掲げられていたところ、いないところがあり、掲載している情報が豊富なもの、少ないものがあります。ご容赦ください。
お寺、観音様も合わせて掲載しています。馬堂観音は便宜上、神社として扱いました。
神社の写真は、スマホに合わせて小さめにしています。写真をクリックすると大きな写真になります。
スマホで大きな写真にするには、横置きでご覧ください。クリックすると大きくなります。
訪ねていただきたくて行き方は詳しく説明してあります。山中の神社以外は、グーグールマップで表示することができます。スマホ片手にぜひお参りしてください。
〈 西田沢地区 〉 〈 奥内地区 〉
馬頭観音は、三つの顔と六本の手を持って、怒りの表情をしている観音様である。馬頭観音は、本来は畜生道に迷う人々を救済し、人間の内外の一切の悪や邪念、煩悩を追い払う観音菩薩。頭上に馬頭をいただのは、馬が草を食べるように人や生物の煩悩を食べつくす意味があります。馬の無病息災の守り神、馬を供養する仏としても信仰された。
●庚申待(塚、塔)
庚申信仰は中国の道教に始まった守庚申と民間信仰が融合して、庚申信仰になったと言われている。中国の守庚申とは、元来、人の体の中に「三尸(さんし)」という虫がいて、庚申(かのえさる)の日の夜、眠っている間に体内から抜け出して天に昇り、天帝にその人の行いや考えを告げるというのである。 よって、人の生命を短くされるから、庚申の夜は一睡もせず、自分自身を見張りしていなければならないという。 庚申塔を建てる目的は、除災延命、降魔招福や祈願、祈念のためのものである。 庚申信仰の行事は、60日に1回めぐってくる庚申の晩に、講中の家々から当番の家に集まって、庚申の掛け軸を掛け、お供え物をして、庚申の言葉を読経して、家族・講中・村中の除災招福を祈った。 庚申様は日照り雨を降らせ、長雨には、日を照らしてくれる神様だとも言われている。
●猿田彦大神
神道では、猿田彦を庚申信仰の本尊にしている。 猿田彦の信仰は、古くからあったが、庚申信仰の本尊とされたのは、江戸時代からである。 庚申の申が猿田彦の猿に通じていることかも、考えられたようである。
●日待・月待
日待は、体を清め、徹夜して日の出を拝み、豊作を祈願するもので、正月・五月・九月の十五夜の晩から十六日にかけて行われた。 月待は、古い時代の生活の基準であった月の満ち欠けにかかわるものである。 満月は十五夜様として拝み、新月、上弦(八日)、下弦(二十三日)の月が人々の関心を引き、信仰の対象となった。 特に、二十三夜の月は、夜半に出るので、この月の出を待つのが、二十三夜待ちといって、月待の代表とされた。 二十三夜塔の建立は、安政、明治に多く、神道では月夜見命(つきよみのみこと・月読命)をまつり、風調・雨順をつかさどるものとされ、人々は五穀豊穣を祈願した。 明治以降は、庚申講よりも盛んになりなかでも正月二十三夜の月の出のようすがその年の豊凶にかかわるということで、農村地帯では特に月待をしたようである。
●ツカ
五庚申、七庚申に当たる年に、庚申様の塚を建てる。田植え前後の「庚申」の日を選んで建てるのが多い。常盤木を三メートルくらいの長さに切り、上部に板を取り付ける。板は山の形に切り、それに満月と三日月を描く。神主に頼んで「五穀豊穣、村中安全」などと書いてもらう。 この奥内・後潟にある「ツカ」は、青森市史叢書6に掲載されている写真では「月夜見命」と書かれている、また横板ではなく、太陽と月の形に造形されている。 設置される場所は、庚申塔であることから、「庚申信仰と日待・月待」が合わさったものなのであろうか。
●地蔵信仰
地蔵信仰は幼くして死んで行った子や、冷害、凶作などの生活苦から間引きされた子が、親の罪を背負って地獄へ行くものと信じ、その子どもたちを地獄で守ってくれるのが、地蔵尊であるという考えから生まれた。あわれな子どもたちを守る地蔵尊に対する感謝と、併せて自分の罪の消滅を願ったものである。
参考資料 後潟・奥内・油川・内真部・西田沢の民族 青森市叢書6 民族調査報告書第六集
青森市内に、こんなに神社がある地域があるということも新鮮な驚きでした。
山の奥にある神社、山縁にある神社、水田の真ん中にある神社、街縁にある神社、街中にある神社、海沿いにある神社。
山の神、水の神、農業の神、海の神。
馬頭観音、庚申塚。
西田沢、奥内、後潟地区の特長である、農業、林業、漁業の第一次産業のそれぞれが共に盛んなところであることを象徴しているのではないでしょうか。
神社を取材して、由来が掲げられていたところ、いないところがあり、掲載している情報が豊富なもの、少ないものがあります。ご容赦ください。
お寺、観音様も合わせて掲載しています。馬堂観音は便宜上、神社として扱いました。
神社の写真は、スマホに合わせて小さめにしています。写真をクリックすると大きな写真になります。
スマホで大きな写真にするには、横置きでご覧ください。クリックすると大きくなります。
訪ねていただきたくて行き方は詳しく説明してあります。山中の神社以外は、グーグールマップで表示することができます。スマホ片手にぜひお参りしてください。
〈 西田沢地区 〉 〈 奥内地区 〉
- 奥内稲荷神社 農業の神様
- 川合猿賀神社 東北地方の守護神
- 貝倉神社 貝の化石がご神体
- 三社宮 太陽神
- 三社神社 食物の神様
- 蝦夷館山守護神御堂 雨の神様
- 清水天満宮 学問の神様
- 大山神社 山の神様
- 内真部大山祇神社 山、海の両方を司る神様
- 内真部大山祗神社奥宮 山の神様
- 左堰十和田神社 水の神様
- 祠(三社神社向かい)
- 庚申塚(清水天満宮近く)
- 左堰稲荷神社 穀物の神様
- 浜松稲荷神社 農業の神様
- 伊沢稲荷神社 導きの神様
- 胸肩神社 海の神様
- 六枚橋熊野宮 漁業守護の神様
- 山神古宮(木の宮) 子宝の神様
- 後潟神社 漁業守護の神様
- 四戸橋稲荷神社 食物の神様
掲載している写真を部門ごとにまとめています。見比べてください。
西田沢・奥内・後潟の神社や寺院で多く見られる事柄についてまとめておきます。
●馬頭観音馬頭観音は、三つの顔と六本の手を持って、怒りの表情をしている観音様である。馬頭観音は、本来は畜生道に迷う人々を救済し、人間の内外の一切の悪や邪念、煩悩を追い払う観音菩薩。頭上に馬頭をいただのは、馬が草を食べるように人や生物の煩悩を食べつくす意味があります。馬の無病息災の守り神、馬を供養する仏としても信仰された。
●庚申待(塚、塔)
庚申信仰は中国の道教に始まった守庚申と民間信仰が融合して、庚申信仰になったと言われている。中国の守庚申とは、元来、人の体の中に「三尸(さんし)」という虫がいて、庚申(かのえさる)の日の夜、眠っている間に体内から抜け出して天に昇り、天帝にその人の行いや考えを告げるというのである。 よって、人の生命を短くされるから、庚申の夜は一睡もせず、自分自身を見張りしていなければならないという。 庚申塔を建てる目的は、除災延命、降魔招福や祈願、祈念のためのものである。 庚申信仰の行事は、60日に1回めぐってくる庚申の晩に、講中の家々から当番の家に集まって、庚申の掛け軸を掛け、お供え物をして、庚申の言葉を読経して、家族・講中・村中の除災招福を祈った。 庚申様は日照り雨を降らせ、長雨には、日を照らしてくれる神様だとも言われている。
●猿田彦大神
神道では、猿田彦を庚申信仰の本尊にしている。 猿田彦の信仰は、古くからあったが、庚申信仰の本尊とされたのは、江戸時代からである。 庚申の申が猿田彦の猿に通じていることかも、考えられたようである。
●日待・月待
日待は、体を清め、徹夜して日の出を拝み、豊作を祈願するもので、正月・五月・九月の十五夜の晩から十六日にかけて行われた。 月待は、古い時代の生活の基準であった月の満ち欠けにかかわるものである。 満月は十五夜様として拝み、新月、上弦(八日)、下弦(二十三日)の月が人々の関心を引き、信仰の対象となった。 特に、二十三夜の月は、夜半に出るので、この月の出を待つのが、二十三夜待ちといって、月待の代表とされた。 二十三夜塔の建立は、安政、明治に多く、神道では月夜見命(つきよみのみこと・月読命)をまつり、風調・雨順をつかさどるものとされ、人々は五穀豊穣を祈願した。 明治以降は、庚申講よりも盛んになりなかでも正月二十三夜の月の出のようすがその年の豊凶にかかわるということで、農村地帯では特に月待をしたようである。
●ツカ
五庚申、七庚申に当たる年に、庚申様の塚を建てる。田植え前後の「庚申」の日を選んで建てるのが多い。常盤木を三メートルくらいの長さに切り、上部に板を取り付ける。板は山の形に切り、それに満月と三日月を描く。神主に頼んで「五穀豊穣、村中安全」などと書いてもらう。 この奥内・後潟にある「ツカ」は、青森市史叢書6に掲載されている写真では「月夜見命」と書かれている、また横板ではなく、太陽と月の形に造形されている。 設置される場所は、庚申塔であることから、「庚申信仰と日待・月待」が合わさったものなのであろうか。
●地蔵信仰
地蔵信仰は幼くして死んで行った子や、冷害、凶作などの生活苦から間引きされた子が、親の罪を背負って地獄へ行くものと信じ、その子どもたちを地獄で守ってくれるのが、地蔵尊であるという考えから生まれた。あわれな子どもたちを守る地蔵尊に対する感謝と、併せて自分の罪の消滅を願ったものである。
参考資料 後潟・奥内・油川・内真部・西田沢の民族 青森市叢書6 民族調査報告書第六集
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- 青森市北部市民センターの「地域マップづくり」の講座受講生と応援隊で、取材した場所や調べたことをまとめました。
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